ドイツの日本食レストランが食べ残しに罰金を導入、一晩に6〜7キロもあった残飯が1.5キロに

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食べ放題メニュー「Taste 120」を目当てに、各地から日本食好きが集まる、ドイツ・シュトゥットガルトで評判の日本食レストランYuoki

寿司や枝豆、から揚げなど、120分の間に好きなだけ日本食が食べられるメニューだが、食べきれないお客に1ユーロの「象徴的罰金」を科している。

「食べ放題」であって、「捨て放題ではない」

Yuoki

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貧しい家庭で育った店のオーナーGuoyu Luanさんにとって、食べ物を捨てるなどもってのほか。

「Taste 120」は「食べ放題」であって、「捨て放題」ではない。

自分の家では食べきれないほどの食材を買って捨てることはほとんどないのに、「食べ放題」となると、なぜ平気で残してしまうのか。

そこで、わずか1ユーロ(約113円)と形だけであっても、食べきれないお客に罰金を払ってもらうことにしたそうだ。

廃棄物6〜7キロを1.5キロに削減

Yuoki

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その作戦は功を奏し、毎日6〜7キロも出ていた食品廃棄物は、1.5キロに減少。

さらに、食べ残したお客が払う1ユーロが積もり積もって、月に平均60〜70ユーロを、食糧配給を行う慈善団体に寄付するに至っている。

食べ物を無駄にしない「もったいない精神」

Yuoki

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Stern誌によれば、ドイツでは毎年1000万トンもの食品が廃棄物として捨てられており、その3分の1がレストランから。ゲスト一人につき23.6キロもの廃棄物に相当する。

Yuokiだけでなく、ハンブルグやデュッセルドルフでも、食べ残しに罰金を払ってもらうシステムを導入する日本食やアジアのレストランが増えている。

食べ物を無駄にしない「もったいない精神」で、「食べ放題」メニューをスマートに楽しみたいものだ。