21日、警察による「秩序違反行為」の集中取り締まりが行われたソウル中心部・漢江市民公園で相変わらず違反行為が横行する現状について、韓国・アジア経済が「夏バテした市民意識」との見出しで報じた。写真はソウル。

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2016年8月21日、韓国・アジア経済は、警察による「秩序違反行為」の集中取り締まりが行われたソウル中心部・漢江市民公園で相変わらず違反行為が横行する現状について、「夏バテした市民意識」との見出しで報じた。

ソウルを流れる漢江に沿って造成された漢江市民公園は、ソウル市民の憩いの場。特に熱帯夜が続くこの時期は夕涼みに格好の場だが、利用者の増加に伴って迷惑行為も増えていることから、市と警察が63人の人員を動員し20〜21日の週末に取り締まりを行った。主な取り締まり対象は、危険な電動セルフスクーターによる走行や、無断の売店営業、ごみやペットの排せつ物の無断投棄、キャンプ・炊事行為などだ。取り締まりは両日午前から午後9時ごろまで行われたが、記事によると、取り締まり要員が去った後、公園は再び「無秩序状態」に逆戻りしたという。

取り締まりの目がなくなると、アイスやポンデギ(酒のつまみに食べられる、蚕のさなぎを似た料理)をカートに積んだ不法屋台がどこからともなく現れ、すぐに10店ほどが並んだ。ごみの問題も相変わらずだ。芝生や階段などあちこちに、チラシや飲料カップ、串焼きの串などが散らかっているが、20日の取り締まりで摘発されたごみの無断投棄は0件。取り締まりをしても「現場」を押さえられないのだ。

最近人気の電動セルフスクーターもこの日の摘発件数は以前より減ったが、事前予告された取り締まりの情報に、貸し出し業者が別の公園で遊ぶよう客に誘導した影響もあるという。

今回の取り締まりの結果、無秩序行為の摘発は71件と、6月の取り締まり時から4分の1にまで激減した。これが本当に取り締まりの効果なのか、関係者は「週末が終わってみないと分からない」としている。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「人として、ごみくらいは持ち帰ってほしい」
「そもそもごみが捨ててあるから自分も捨ててしまうという人もいると思う」
「ごみみたいなマナー意識を改善しようともせず、政府の文句ばかり言う人は本当に情けない」

「みんなますます未開に、自分勝手になっていく」
「夏の夜、せっかく外を散歩しようとしてもこれじゃ気分が台無し」
「犬や豚と言われても仕方ない」
「夏バテなんかじゃない。暑くなくたって元からこうだよ」

「買う人間が悪いのであって、売る方には問題がないと思う」
「未開な人間たちの醜態」
「マナー意識なんてどこにもないね」
「まさに後進国。市民意識が腐っている。自分だけ引っ掛からなければ周りのことなんて気にもしない国だ」(翻訳・編集/吉金)