南フランスのプロヴァンス地方の都市アルル。

さんさんと照りつける太陽やローマ時代の遺跡、可愛らしい小道や南フランス独特ののんびりとした雰囲気など、訪れる者の心を掴んで離さない魅力がそこにはあります。

・アルルの世界遺産で最大規模の円形競技場
古代ローマ時代には大都市として繁栄を極めたアルル。

その名残が今でも残っており、ここではイタリアに居るのかと思うくらい様々なローマ遺跡を目にすることが出来ます。

これらローマ遺跡とロマネスク様式の遺跡は、1981年にユネスコ世界遺産に登録されました。

アルルに残っている古代遺跡の中でも最大規模を誇るのが、この円形競技場です。

紀元前1世紀末に建設されたと言われているこの競技場では、2万人もの観客を収容することが可能です。

現在ではここで闘牛やコンサートなどのイベントが開催されますが、ローマ時代には奴隷や剣闘士を剣で戦わせる見世物が行われていました。

どっしりとした石造りの外観が印象的な競技場は19世紀に復元された姿。

それ以前は要塞や住居として使用されていました。

・ゴッホの画が再現されているエスパス・ヴァン・ゴッホ
またアルルは一時期ゴッホが活動拠点としていた地でもあり、彼の作品にはアルルの風景が多く登場します。

そんなゴッホと特にゆかりの深い場所が、彼が自ら耳を切るなどして精神を病み、入院していた病院跡地エスパス・ヴァン・ゴッホです。

ここの中庭では彼が描いた「アルルの療養所の庭」の様子がそのまま再現されており、自由に入って観賞することが出来ます。

太陽に照らされて色鮮やかに咲き乱れる花々や青々と茂る樹木が織りなす光景は、当時も精神的に傷ついたゴッホの心を癒したのでしょうか。

静かな二階の回廊を歩きながら、彼の生きた時代に思いを馳せてみてください。

現在ここは多目的ホールとして使用され、建物の中には図書館や小さな土産物屋が入っています。

隣接するカフェで休憩するのもお勧めですよ。

・アイボリーの壁が美しい街並み
アルルの街を歩いていて印象的なのが、美しいアイボリー色の街並みです。

市庁舎もこの通り、青空に良く映えています。

至る所で目にする輝くようなアイボリーの壁とパステルカラーの雨戸の組み合わせが、なんとも可愛らしいと思いませんか?

またアルルの旧市街にはくねくねと細い路地が張り巡らされおり、時には道に迷う事も。

しかしそれもまた旅の醍醐味ですね。いざとなれば親切なアルルっ子があなたを助けてくれるから大丈夫。

古代の面影や美しい風景など、他にもまだまだ魅力が詰まったアルル。

照りつける太陽を肌で感じ、この地の歴史に思いを馳せながら散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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