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都内・ラフォーレミュージアム六本木にて21日、サイゲームスの新規事業発表会「CygamesNEXT2016」が開催された。

人気ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』のアニメ新情報などが明らかにされるなか、特にある2つのタイトルの紹介時に会場からは大きな反応が寄せられた。一つは、ゲームクリエイターの松野泰己氏とデザイナーの吉田明彦氏が初めてスマホゲームでタッグを組んだ『LOST ORDER』、そして同じく新作コンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』のプロデューサーを石原章弘氏が担当することが発表されたためだ。

松野氏と吉田氏は、リメイク作品も登場するなど大ヒットしたシミュレーションRPG『タクティクスオウガ』や「ファイナルファンタジー」の世界観をもとに制作されたシミュレーションRPG『ファイナルファンタジータクティクス』、さらには「ファイナルファンタジー」のナンバリングタイトル『ファイナルファンタジーXII』などを制作した日本を代表するゲームクリエイター。松野氏が描く緻密な世界観と、陰謀や裏切りが繰り広げられる深みのあるシナリオにはファンも多く、その新作が待たれていた。

『LOST ORDER』では、街の繁栄にともなう貧富・身分の格差から退廃が進んだ滅都ゴールドヘヴンを舞台に、ある陰謀に巻き込まれていく主人公たちの物語が描かれるという。ゲーム制作は『ベヨネッタ』などのプラチナゲームズが担当する。

『LOST ORDER』は「いままでに作ってきたゲームの延長線上にあり、今の日本を取り巻く世界環境のニュースを取り込みながら世界観や設定を作ってきた」という松野氏。ゲームはスマホならではのスピード感を生かすリアルタイムタクティクスというスタイルに。「スマホ性能が上がり、PS3程度のグラフィック表現はできるようになった」と語る松野氏は、「コンシューマー向けで培った技術を駆使してスマホに落としこみました」と作品に自信をもつ。ゲームのリリースは未定となっている。

そして意外な人物の登場で会場を騒然とさせたのが、人気若手声優たちがキャラクターボイスを務める『ウマ娘 プリティーダービー』。制作スタッフとして登場した石原氏は人気コンテンツ「アイドルマスター」の仕掛け人で、今年2月にはブログでバンダイナムコエンターテインメントからの退社を発表していたことから、その去就に注目が集まっていた。

『ウマ娘 プリティーダービー』は、『艦隊これくしょん-艦これ-』に代表されるような、何か(『ウマ娘』の場合は競走馬)が美少女に"擬人化"したキャラクターが活躍する作品。一方で声優陣ユニット「gal'up(ギャロップ)!」によるCD連動型の企画の実施やイベントの展開も発表されるなど、「アイマス」に通じる要素ももつ。ヒットコンテンツの要素を兼ね備えた作品が必ずしもヒットに結びつくとは限らないが、それらをつなぐピースとして、経験豊かな石原氏の存在は大きい。

声優キャストの配役も発表され、大橋彩香(ウオッカ)、青木瑠璃子(エアグルーヴ)、Lynn(マルゼンスキー)、松井恵理子(フジキセキ)、田所あずさ(シンボリルドルフ)、大坪由佳(タイキシャトル)、巽悠衣子(ヒシアマゾン)、高橋未奈美(エルコンドルパサー)、高野麻里佳(サイレンススズカ)、和氣あず未(スペシャルウィーク)、Machico(トウカイテイオー)、高柳知葉(オグリキャップ)、前田玲奈(グラスワンダー)、上田瞳(ゴールドシップ)、木村千咲(ダイワスカーレット)、徳井青空(テイエムオペラオー)、相坂優歌(ナリタブライアン)、大西沙織(メジロマックイーン)らの名前が並んだ。イベント終盤では「gal'up!」が『うまぴょい伝説』『Funfare for Future!』『大好きのタカラバコ』の3曲を披露した。

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