歯科医が警告!「虫歯の放置」でリスクが高まる意外な病気3つ

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家事に育児にと忙しい毎日を送っていると、ついつい我慢して虫歯を放置してしまいがちですよね?

とはいえ、虫歯の放置は単に歯の健康が損なわれるだけでなく、より深刻な病気の原因になる恐れもあるんです!

そこで今回は、富山県で渡辺歯科医院の院長を務める渡辺智良先生に、虫歯を長く放置するとリスクが高まる意外な病気を教えてもらいました。

 

■1:蓄膿症

まず最初は蓄膿症。蓄膿症とは鼻の奥に広がっている空洞(副鼻腔)の炎症が、慢性的に治らなくなってしまった状態を言います。

鼻詰まりや頭痛などを引き起こす病気でもありますが、虫歯の放置でも一見関係のなさそうな蓄膿症になってしまうリスクがあるのだとか……。

普通、歯の根元は骨の中に埋まっていると言います。しかし渡辺先生によると、上の奥歯の一部が鼻の奥の空洞(副鼻腔)まで突き出しているケースがあるそうです。

もし、突き出した奥歯の神経を抜いていた場合、その歯に虫歯が再発して根元が膿んだまま気づかずに放置すると、突き出した部分の膿によって蓄膿症(歯性上顎洞炎)になってしまうリスクがあるのだとか。

風邪でもないのに鼻詰まりが治まらない、鼻水が止まらないといった場合は、虫歯が原因かも!?

 

■2:敗血症と感染性心内膜炎

次は敗血症と感染性心内膜炎。渡辺先生によると虫歯や歯肉炎、歯周炎を放置すると、炎症部分から血の中に細菌が入り込んでしまうと言います。

普通、血の中は無菌状態で、菌が入ってきても白血球が撃退してくれます。しかし慢性的に血の中に菌が入り込む状態(菌血症)が続き、プラスして何かの理由で体の抵抗力が弱ったときは敗血症になってしまう恐れもあるのだとか。

敗血症とは血液に入った細菌のせいで中毒症状が起きたり、体中の臓器にトラブルが起きたりする深刻な病気。

さらに菌血症や敗血症は、感染性心内膜炎を引き起こすリスクの1つとも知られています。感染性心内膜炎とは、心臓の内側や弁に細菌が巣くって、心臓の働きが悪くなってしまう病気です。

 

■3:骨髄炎

歯の根元は骨の中に埋まっていると先ほど触れましたが、虫歯を放置し細菌がどんどん歯の深い部分を侵していくと、最終的にはあごの骨などにまで達し、骨髄炎という病気になるリスクもあるのだとか。

骨髄炎とは骨の中心にある骨髄に細菌が入って、炎症が起きてしまう病気です。初期症状としては虫歯の痛みに始まって、あごの骨まで激しく痛む、歯が揺れるなどが挙げられるそうです。

治療のためには入院しなければならず、場合によっては手術も必要になるそう……。恐ろしいですね。

 

以上、虫歯の放置で起きるかもしれない病気のリスクを紹介しましたが、いかでしたか?

『WooRis』の過去記事「知らない間にリスク4倍!? 歯科医が教える“歯科検診”の重要性とは」でも渡辺先生が教えてくれていますが、虫歯や歯周病の有無に関係なく歯科医院に健診に訪れて、早期発見・治療を心掛けたいですね。

(ライター 坂本正敬)

 

【取材協力】

※ 渡辺智良・・・歯科医。歯学博士。日本歯周病学会歯周病専門医、日本補綴歯科学会専門医。現在は富山県小矢部市にある渡辺歯科医院で一般歯科、歯周病専門治療、インプラント、予防歯科、小児歯科、義歯(入れ歯)を担当。

 

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【参考】

※ 井口登美子(2003)『ウィメンズ・メディカ 女性の〈からだと心〉安心医学』(小学館)

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