台北で原住民関連の学術フォーラム  研究の促進に期待高まる/台湾

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(台北 22日 中央社)政治大学(台北市)で22日、「日台原住民族研究フォーラム」が開かれ、日本と台湾の学者らが原住民(先住民)に関する研究の成果などを発表している。今年5月に発足した蔡英文政権は、原住民重視の政策を打ち出しており、参加者からは今後の研究促進に期待の声が上がった。

同大原住民族研究センターが主催。2008年から毎年行われており、今年で9回目。原住民族委員会からもイワン・ナウィ、鍾興華・両副主任委員が出席し、政府の取り組みについて説明した。

同委員会のイチャン・パルー主任委員は、「原住民の歴史研究には日本統治時代の文献を見る必要があり、日台の学者が集まるフォーラムの開催は、大きな貢献がある」と意義を強調。また、政治と学術面のさらなる意思疎通を図りたいと語った。

林修テツ同大名誉教授は挨拶の中で、日本統治時代にはなかった都市に住む原住民を取り巻く新たな問題に言及。日本の学者にも注目してもらいたいとした。(テツ=徹のぎょうにんべんをさんずいに)

(齊藤啓介)