冨樫義博の『HUNTER×HUNTER』が休載されてから7週目になる。腰の状態は大丈夫なのか、リハビリは順調なのかと考えてしまう。今は何をしているんだろうか。続編とか最新刊が恋しい。
第7巻ではヒソカVSゴン戦が描かれている。


さて…ここで問題
当たればタダで一発殴らせてあげよう

ポイントは6-2でヒソカにリード(どちらかが10ポイント取ったら試合終了)されたゴン。
窮地のゴンに、ヒソカが1つのクイズを出題してきた。

ボクはいつキミのほっぺに“伸縮自在の愛”(バンジーガム)をつけたでしょう?

1ヒジテツの時
2クリーンヒットの時
3クリティカルの時

3だ!! 両手で殴った時だろ!?

瞬時に答えを導き出したゴンだったが、ヒソカの発表した答えは非情なものだった。

ブ───
答えは4「オーラ別性格分析の時に飛ばしてつけた」でした

石板を粉々に砕いて目晦ましして、死角から超スピードで一発殴る、ほっぺにガムをつけられても特攻覚悟で殴る、などの見せ場を作ったゴンだった。しかし、最後までヒソカのウソに翻弄され続けてしまった。
作中、ヒソカは戦闘中に3度クイズを出してきたことがある。対ゴン戦が2度目の出題。いずれも、いまだに正解者がいない難問となっている。1度目と3度目のクイズもここで紹介しておきたい。

6巻の対カストロ戦で見せた、暗算が少し難しいなぞなぞ


ボクの予知能力をお見せしようか

対カストロ戦で突然、トランプをばらまき始めたヒソカ。

この中から1つ好きな数を選んで頭に思い浮かべて
思い浮かべたらその数に4を足して さらに倍にする
そこから6を引き…2で割った後 最初に思った数を引くと…
いくらになるかな…?

無表情で黙ってヒソカの問題に耳を傾けていたカストロ。頭の中で正確に計算して答えを導き出したんだろう。それとは対照的に、観客席で指折り一生懸命数えている聴衆がアホっぽく見えてかわいらしかった。

ヒソカは出題前からみんなの導き出す答えを知っていたと豪語。切断された右腕をほじくって、スペードのエースを出し、カストロに投げ渡した。ボロ装束を身にまとったガイコツが鎌を持っている絵柄。このカードは、古くからの伝承で「死のカード」として考えられている。カストロにそれを投げ渡した、というのはトランプ使いであるヒソカなりの「死の宣告」だったんだろう。
ちなみにこのクイズ、1〜13以外のどんな数字を選んでも答えは同じになる。

乱暴すぎる正解発表をみせた対ゴトー戦の死神クイズ


3度目のクイズは31巻の対ゴトー戦。ゴトーの高速回転するコインに少しだけ動揺したものの、すぐに姿を消した。

さて…イジワルマジシャンの死神クイズ…
ボクは君からの攻撃でコインを22枚もらいましたが…
これから君に渡すのは何枚でしょう?

答えは…自分の体で確かめてね

答えはお死枚 チャンチャン
(死神クイズに解答者はいらない…)

このとき、ヒソカはトランプ2枚でとどめを刺していた。ゴトーに対して返したコインは0枚。
しかし、ヒソカが「お死枚」というのだから0枚では不正解なのだ。殺された側にとっても納得のいかない最期になってしまった。

何かと「死」と絡めてくるヒソカのクイズ


ヒソカは戦闘終盤、勝利を確信した時にクイズを出してくる。ピンチにおいたたされた一流の人間は、パニックになることなく、集中力を研ぎ澄ます。しかし、戦闘の最中、いきなり突拍子もないクイズを出題されたら、いろんなことを考えてしまう。
なぜ、ヒソカはクイズを出題しようと思ったのか。次の一手はどう出てくるのか。正解は何なのか。
ゴン、カストロ、ゴトーは出題された瞬間、足を止めて考えてしまっていた(ゴトーは手だけ動かしていた)。これではヒソカの作中にはまってしまっている。

これまでのクイズの正解を古い順から並べていくと4、1(スペードのエース)、お死枚。どれも死を連想させるものとなっている。ヒソカの意表を突くには、この傾向を頼りにクイズに正解してみせるしかない。
休載中の暗黒大陸編では、幻影旅団は見かけた時点でところかまわず皆殺しにしていると宣言したヒソカ。現在、旅団一行は暗黒大陸に向かうB.W号に乗船しているがヒソカも乗船しているのだろうか。早く新しい死神クイズが見たい。
(山川悠)

参考/「HUNTER×HUNTER」7巻。ヒソカのオーラ別性格診断がスゴイ