子どもと親のニーズを満たす革新企業トップ20、その共通点とは?

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毎年、米国では約400万人、世界全体では約1億3,100万人の新しい命が誕生している。一部の企業は、生まれてきた子どもやその親たちのニーズを満たすべく、一歩先まで踏み込んだ取り組みを行っている。

父親の育児情報&コンサルティングサイト、ファーザリー・ドットコム(Fatherly.com)では先日、幼い子どもやその親が望むもの、必要なもの、そして恩恵を受けられるものを提供するという点で、一歩リードしている企業のリストを発表した。

リスト入りした企業の共通点の一つは、性別に特化したマーケティングやデザインを避ける傾向があることだという。トップ20社は、以下のとおり。

・マテル(Mattel)
創業約60年、業界での地位を確固たるものにしながら革新にも取り組んでいる。バービー人形に新シリーズを追加し、グーグルと提携して3D写真ビューアーの「ビューマスター」には仮想体験機能を追加。スプラウトリング(Sproutling)やフフ(Fuhu)のような乳幼児向けハイテク製品メーカーの買収も行っている。

・リトルビッツ(littleBits)
どの世代も楽しめる玩具、「組み立てブロック」をアップグレードさせたのが、リトルビッツだ。単純なコーディングやスイッチングを活用して、子どもでも電子回路を組み立てて電子工作が楽しめる。

・スフィロ(Sphero)
映画『スターウォーズ』の最新作に注目した人は、もう見たことがあるかもしれない。スフィロでは、同映画に登場したロボットの玩具バージョンを製作。

・ルーグ(Loog)
環境保護問題を配慮して管理された木材を使用した、本物志向の子ども向けの3本弦の「作るギター」を提供。幼い子どもと一緒に親も組み立て作業を楽しめる。

・テグ(Tegu)
積み木の世界に革新をもたらしたのがテグ。マグネット入りの積み木に使う木材は持続可能な供給源から調達している。

・タイニーボップ(Tinybop)
子どもはできるだけ早い段階からテクノロジーに触れさせるべき、と考えている人は、もう知っているだろう。タイニーボップは子ども向けの教育プログラムを作成しているアプリメーカーだ。

・ティグリー(Tiggly)
ティグリーも(主にタブレット端末向けの)知育アプリを提供。2〜8歳の子どもを対象にしたアプリで、玩具を併用するタイプのアプリもある。

・ロスト・マイ・ネーム(Lost My Name)
名前や住所を基にしたアルゴリズムを活用して、絵本を読んでいる子どもを主人公にしたオリジナル絵本を提供。シリーズAの資金調達ではグーグル・ベンチャーズ(Google Ventures)などから900万ドル(約9億円)を調達している。

・マウンテンバギー(Mountain Buggy)
全地形型のベビーカーなどを提供する企業。一輪のチャイルドムーバー(低い一輪車に柄がついたもの)は、親にとって上半身のトレーニングにもなる。

・カインド(Kiinde)
赤ちゃん用ミルク(母乳)の保存や加熱を徹底管理の下で行うシステムを提供。

・クリニクラウド(CliniCloud)
聴診器と体温計を併用するタイプの体調管理アプリ。オンデマンド医療サービスを提供するドクター・オンデマンド(Doctor On Demand)と共同で、医師の意見を聞くこともできる。

・ダイソン(Dyson)
紙パック不要の掃除機は、どんな小さなほこりも逃がさない優れもの。羽根のない扇風機は、スマートなデザインであると同時に子どもにとって安全でもある。

・モンストラム(Monstrum)
デンマークに本社を置くモンストラムは、幼い子ども向けにユニークな遊び場を設計している。

・ドナーズチューズ(DonorsChoose.org)
教師とドナー(援助資金提供者)を引き合わせ、教育機関が必要なものを購入したり、学習体験を提供したりするのを手助けしている。これまでに200万人を超えるドナーが、75万を超えるプロジェクトに合計4億4,000万ドル(約443億円)を提供している。