古典文学を“嘘”で紹介?「さわや書店」の販促企画がおもしろい

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岩手県盛岡市の盛岡駅ビル内にある「さわや書店フェザン店」(@SAWAYA_fezan)が、古典文学作品のタイトルや著者名から連想し、嘘の紹介文を考えようという企画をスタートしました。

『源氏物語』や『カラマーゾフの兄弟』『アンナ・カレーニナ』『車輪の下』……どれも名作と名高い古典文学作品ですが、興味や関心が強くなければ、手に取るのはなかなか難しいもの。

そこでスタートしたのがこの「古典嘘八百」という企画で、投稿がある程度集まったら小冊子にして店頭で配布されるそうです。

実際にどんな“嘘紹介文”があるのか、さわや書店フェザン店さんによる実例を紹介しましょう。

『アンナ・カレーニナ』(トルストイ)

物語の舞台はロシア。アンナは女性主人公の名前です。

「古典に興味を持ってもらえる企画を」

今回の「嘘古典八百」は、従業員の松本大介さんと長江貴士さんが「光文社古典新訳文庫」の10周年フェアの案内を見ながらの雑談から生まれました。

「『古典を読む人が少なくなってる、なんなら自分たちも読めてない、古典に興味を持つのは難しい』というような話をしていました。

その中で、古典を読んでいない人でも参加できて、古典に興味を持ってもらえる何かが出来ないか、という話になって、2人の雑談の中で企画がまとまっていきました」(長江さん)。

「嘘古典八百」の企画をツイートした後“嘘紹介文”が次々と投稿されています。

「中身がわからない本」を売るおもしろ企画も

さわや書店では他にも現在進行中のユニークな企画を行なっています。

タイトルも中身もわからない本を売る、その名も「文庫X」。

書店が推薦する本を完全にシュリンクして中身がわからないようにして売るというもので、店頭で販売したところ大人気に。7月下旬にスタートし、これまでに500冊以上売れたそうです。

表紙にある「それでも僕は、この本をあなたに読んで欲しいのです」という熱い一文に強く惹きつけられます。この「文庫X」の企画を発案したのも長江さんです。

Twitter/SAWAYA_fezan

Twitter/SAWAYA_fezan

また、この夏には内容のわからないホラー文庫を選ぶという企画も行われています。

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Twitter/SAWAYA_fezan

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Twitter/SAWAYA_fezan

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Twitter/SAWAYA_fezan

書店さんによる楽しい企画をきっかけに、本との出会いの機会が増えるのは嬉しいことですね。

「さわや書店フェザン店」のツイッターアカウントをフォローするかハッシュタグ「#古典嘘八百」で検索すると、ツイッター上に投稿されたしておくと「古典作品の嘘紹介文」を読むことができます。

作品を知らなくても参加できるので、思いついたら気軽に投稿してみてはいかがでしょうか。嘘紹介の募集期間は9/12まで、フェアの展開は9月下旬頃とのことです。