リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレー決勝で日本が銀メダルを獲得した。直前のレースで中国がアジア記録を37秒82に更新していたが、日本は中国のアジア記録をさらに更新した。(イメージ写真提供:123RF)

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 ブラジルで開催されているリオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)の陸上男子400メートルリレー決勝で日本が銀メダルを獲得した。直前のレースで中国がアジア記録を37秒82に更新していたが、日本は中国のアジア記録をさらに更新した。

 中国メディアの人民日報はこのほど、中国はメダルには届かなかったが、五輪の成績としては過去最高だったと伝える一方、注目に値するのは日本であり、「アジア記録を更新して銀メダルを獲得した日本は刮目すべき相手である」と主張、日本のメダル獲得を称える記事を掲載した。

 記事は、アジアにおけるライバルである日本の台頭に対し、中国の短距離界では懸念が高まっていると伝え、中国の一部選手からは「2020年の東京五輪では、中国は日本に対抗することすら難しいかも知れない」との声があがったことを紹介。現在の中国短距離界では100メートルのタイムで10秒30を切ることができる若手は非常に少ないと伝え、現在の主力選手たちに続くような若手が育っていないことに懸念を示した。

 続けて、日本の「人材の選抜および育成」、さらには「トレーニングの方法」に至るまで中国短距離界にとって学ぶべき点は多いと指摘。日本人と中国人は同じ人種である以上、中国人が身体的な条件で劣るということはなく、「日本は技術力という強みを存分に発揮してメダルを獲得した」と称賛、日本と中国は今後さらに交流を行うべきであり、良性の競争は中国にとって悪いことではないと主張した。

 日本が五輪という舞台で男子400メートルリレーの銀メダルを獲得したことは、世界で大きな驚きをもって受け止められた。中国でも日本の銀メダルに驚愕の声や、中国短距離界に対する脅威であると主張する声があがっているが、日本にとっては4年後の東京五輪に向けてさらなる期待が高まる最高の結果となった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)