20日、米国のバイデン副大統領はこのほど、ヒラリー・クリントン次期大統領候補の応援演説で、「核を保有できないとする日本の憲法はわれわれ(米国)が書いた」と発言した。資料写真。

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2016年8月20日、米国のバイデン副大統領はこのほど、ヒラリー・クリントン次期大統領候補の応援演説で、「核を保有できないとする日本の憲法はわれわれ(米国)が書いた」と発言した。参考消息網がシンガポール華字紙・聯合早報の報道として伝えた。

この発言は15日に民主党のクリントン候補がペンシルベニア州で開いた集会で出た。バイデン副大統領は、対立候補である共和党のドナルド・トランプ候補が、日本などにも核保有を認める発言をしていることを指摘し、「核を保有国できないとする日本の憲法をわれわれが書いたことを、彼は理解していないのか。学校で何をしていたのか」と批判。さらに外交上の常識や学習意欲の乏しさを挙げ、大統領になる資格はないと断じた。

米国政府首脳がこのように明言するのは極めて異例で、日本のメディア各社も報じている。駐米日本大使館は、「大統領選挙における発言に見解を述べるのは適切ではない」としつつ、「憲法は米国の占領軍当局の影響のもとで制定されたが、日本が審議し、議決されたものだ」とするコメントを出している。(翻訳・編集/岡田)