19日、韓国・文化日報は、軽犯罪の摘発件数急増を受け韓国の警察庁が作成した公共マナーに関する手引き書を紹介した。資料写真。

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2016年8月19日、韓国・文化日報は、軽犯罪の摘発件数急増を受け韓国の警察庁が作成した公共マナーに関する手引き書を紹介した。

「基礎秩序の順守は難しくありません」と題するこの冊子に、釜山の警察署に勤務するイ・ヒョジョン巡査は「知らないうちに自分が犯罪者に?」との文章を寄せている。「韓国人なら誰もが学生時代に一度はしたであろう行為」が、実は軽犯罪に当たるとの指摘だ。その行為とは、修学旅行で訪ねた地の岩や木に、「ヨンヒ、愛してる」などと刻み、片思いの相手に告白するもの。イ巡査はこの行為が軽犯罪処罰法の「自然毀損(きそん)」行為に当たり罰金5万ウォン(約4500円)が科されると説明し、「今後、愛の告白はヨンヒに直接伝えるか、すてきな手紙で伝えましょう」とアドバイスした。

仁川の警察署に勤務するユン・チャドル巡査が犯罪を引き起こしかねないと注意を促すのは、恋愛における執着心。「ドラマや映画で、男女間の愛情が執着に変わり犯罪につながるストーリーがよくある」とし、例えば「ある男性が英会話学習の集まりで知り合った女性に対ししつこく電話やメールを送り、『家まで訪ねて行くよ』などと伝えた場合は軽犯罪処罰法が適用される」とした。

警察庁によると、13年に9万330件だった軽犯罪の摘発件数は昨年16万6042件と83.8%も急増した。これを受け同庁はこの手引き書を3000冊作成、このほど全国の警察署や地方自治体に配布した。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「未開な国民の意識水準は変革すべき」
「岩を傷つけるのはやめよう」
「木に名前を刻んでどうこうなんて、すべてドラマがいけない。国民の文化水準をもう少し上げようじゃないか」
「いくら軽犯罪と言ったって、処罰が甘過ぎるからなあ」

「別れた後は、自分が狂ってたと思うようになる」
「落書きはもういいかげんにしてくれ。どこに行っても落書きがない場所がない」
「罰金が安過ぎるから駄目なんだ。5万ウォンなら払ってでも岩に書いてやろうと思うやつがいておかしくない」
「いまだにこんなことする人間が存在するのか?」

「ヨーロッパまで行って遺跡や木にハングルを書くのはやめてくれ。犯罪行為だし、無知さ加減がばればれだよ」
「岩に『ヨンヒ、愛してる』だって?ヨンヒがまともな思考の持ち主なら、恥ずかしくて顔を上げて出歩けなくなる」
「愛してるなら自分の体にでも刻め」(翻訳・編集/吉金)