20日、米華字メディア・多維網は記事「韓国に“生き残るための技術”供与を頼み込んだトウ小平―韓国メディア」を掲載した。国交正常化24周年を迎える中韓関係だが、両国の立場はまったく異なるものになっている。

写真拡大

2016年8月20日、米華字メディア・多維網は記事「韓国に“生き残るための技術”供与を頼み込んだトウ小平―韓国メディア」を掲載した。

1992年8月24日、中国と韓国の国交正常化が実現した。まもなく24周年の記念日を迎えるが、THAAD(終末高高度防衛ミサイル)配備によって中韓関係はかつてない緊張状態にある。

24年前、中国と韓国の関係は今とはまったく異なるものだった。韓国紙・中央日報は韓国製鉄大手「浦項製鉄」(現ポスコ)の創業者、朴泰俊氏の秘話を明かしている。1992年夏、上海市で秘密裡にトウ小平氏との会談が設定された。その席上、中国の製鉄産業発展のために協力してほしいと頼み込まれたという。朴氏は快諾し、中国製鉄企業の視察を受け入れたほか、製鉄所の図面など資料も送った。「国家機密の流出では」との記者の問いに、「ポスコ創業当時には日本の協力で技術を得たのだから」と答えたという。

朴氏は2011年に死去したが、今の中韓関係の苦境を予測していただろうか。同氏はこんな言葉を残している。「中国人とつきあうならば、相手の意図と考えを理解しなければならない。そうして初めてこちらが欲しいものが得られるのだ」。(翻訳・編集/増田聡太郎)