フランクフルトの北西部に広がるタウヌス山地には、ドイツ屈指の高級住宅地として知られる街ケーニヒシュタインがあります。

可愛らしい店やレストランが並ぶ街の目抜き通りも素敵ですが、この街の一番の見どころは丘の上にそびえる城跡です。

丘の上にあるだけあり、そこからの眺めは抜群。

今回は、そんなフランクフルトからも電車で30分ほどとすぐ来れ、ピクニック感覚で散策できるケーニヒシュタイン城跡を紹介します。

城跡へのスタート地点は丘の麓。ここからどんどん登っていくと目的地にたどり着きます。少し進むと、木組みの建物が印象的な街の目抜き通りが現れ、カフェやレストランなどが並んでいます。

通りにはクアパークという公園への入り口があり、手入れされた花壇を鑑賞しながらベンチで休憩することも出来ます。また公園の中には至る所にツツジの様な物も生息し、シーズン中には美しい花を咲かせています。

更に登っていくと、やがて城跡にたどり着きます。

12世紀に建てられた城は、14世紀頃にはフランクフルトとケルンを結ぶ重要な通商路を防衛する役割を果たし、その後拡張や建て替えを経て要塞として機能していました。

しかしこの地は数々の戦禍に巻き込まれ、街の8割が消失、要塞も1796年にフランス軍によって破壊されました。

しかし破壊が進み現在の姿になったのは、むしろ旧市街の再建の為に資材を必要とした住民の行為によるものが大きいとされています。

今ではドイツで最も大きな城跡の1つに数えられるケーニヒシュタイン城跡。廃墟となってしまっても、そのどっしりとした姿からは威厳を感じます。中も散策する事が可能で、かつては囚人を閉じ込めていた部屋や、倉庫として使っていた部屋などにも入ることが出来ます。

城跡から外へ目をやると、街の中でひときわ目立つお城の様な建物が。実はこれ個人の住居らしいです。どんな人が住んでいるか気になりますね。

塔にも登ってみましょう。果てしなく続く急な階段を登り終えると、そこにははるか遠くまで望める大パノラマが。丘の上にある城跡の更に一番高い場所なので、視界を遮る物は何もなく気持ちが良いです。

遠くにはフランクフルトの高層ビル群も見えますよ。ちなみに高い所にある為、雷雨の時には上るとが禁止されています。

フランクフルトからも近く、ふらりと来れてしまうケーニヒシュタイン城跡。フランクフルトで時間を持て余してしまった時や、近場で面白いスポットを探している時などにおすすめです。

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