子どもの命に関わる「エイズ問題」母親が話をする時のポイント3つ

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若者はとくにHIVに感染しやすいと言われています。『ユニセフ年次報告2007』によれば、全世界の15才以上のHIV新規感染者のうち、約4割を占めているのが15〜24才の若者なのだとか。

これは日本の若者も、その親も、決して人ごとではありませんよね。2013年には日本のエイズ患者が過去最多となっており、首都圏の若者を中心にHIV感染・エイズ患者が増加しているそうです。

そこで『WooRis』では、30〜40代のお子さんがいらっしゃる女性202名に「子どもに、エイズについて話をすること(する予定)はありますか?」というアンケートを実施。アンケートで明らかになった親子の実態をご紹介します。

 

■過半数を超える母親が「エイズについて話さない」と回答

アンケートでは、30〜40代の子育て中の母親202名に、「子どもに、エイズについて話をすること(する予定)はありますか?」と質問。“はい”が47.0%、“いいえ”が53.0%となり、過半数を超える母親は、自分からは子どもにエイズについて話さない、話す予定がないことが明らかになりました。

日本でエイズ患者が初めて発生したのは、1985(昭和60)年。それまでは海外の話として捉えられていたのが、日本でも患者が発生したことから、国内で大騒ぎに。

現在30〜40代の方は、この“エイズパニック”をリアルタイムで経験した世代かと思います。ですが、それにも関わらず“話をすることはない”方が多いという実態……。愛するわが子のことを考えると、ちょっと残念な結果と言えるかもしれません。

 

■「エイズについて話さない」と回答した母親の意見は?

次に、「エイズについて話さない、話す予定はない」と回答した方の意見から、“自分からは子どもに話さない理由”を見ていくことにしましょう。

(1)学校で詳しく教育してほしい

(2)親からは教育しにくい、どのような教育をすれば良いのかわからない

(3)自分で調べて知ること、学ぶべきこと

(4)親が教えなくても、インターネットで何でも調べられるから

(5)夫に任せたい

主に、この5点に集約されるようです。(1)と(2)は表裏の関係ですが、性的な内容は「親からは話しづらい」というのは確かにありますよね。したがって、その分「学校でしっかりと教えてほしい」あるいは「自分以外の誰か(たとえば、夫)に話してもらいたい」と考える方も少なくないでしょう。

(3)と(4)については、子どもの自主性に任せるということになると思いますが、子どもが正しい知識を身につけられるかどうかは別問題。子どもが誤った認識をしていないか確認しつつ、親の考えを伝える良い機会です。時期を見て、自分からも子どもに話すようにしたいところです。

 

■子どもとエイズについて話すときのポイント3つ

そうは言っても、「どのように話したらいいかわからない」と思ってしまいますよね。そこで、子どもとエイズについて話すときのポイントを3つ紹介します。

(1)テレビでエイズのニュースが流れてきたときを利用する

あらたまって話すとなると気が引けてしまいますので、テレビでエイズのニュースが流れてきたなど、日常生活のシーンのなかで話せる機会を見つけたら、さりげなく話すようにしましょう。

(2)書籍、パンフレット、インターネットサイトを利用して説明する

幼い子どもでも理解できる内容のパンフレットなど、インターネットで探せば無料で入手することができます。そういったものを積極的に活用してみてください。

(3)子どもの年齢に応じた説明をする

就学前、小学校低学年、小学校高学年、中学生・高校生では話す内容が変わってくるもの。年齢や理解度に応じて、正しい情報を伝えるようにしてください。財団法人エイズ予防財団が監修している『エイズについてこどもと話そう』などのパンフレットを参考にされるといいでしょう。

 

いかがでしたか? 現代の日本の少年・少女の性交行動は中学生ぐらいから始まるというデータがあります。親の知らないところで、子どもが正しい知識のないまま安易な性交をするケースも無きにしも非ずです。

あとで悔やんでも遅すぎるので、適宜、子どもにしっかりと伝えていくようにしましょう。ご参考にしてみてください。

(ライター 大宮つる)

 

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【参考】

※ 『エイズについてこどもと話そう』(pdf) - 財団法人エイズ予防財団

 

【画像】

※ Billion Photos / Shutterstock