Doctors Me(ドクターズミー)- 【医師監修】実践的な「バランスの良い食事」のススメ

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私たちは毎日食事をし、その栄養によって自らの体をつくっています。
食事に大切なのは「バランス」で、バランスが良ければ体調も良くなり、バランスが悪くなれば体調も悪くなります。

そこで今回は健康に不可欠な「バランスの良い食事」について、医師に聞いてみました。

どうして健康には「バランスの良い食事」が必要なの?

私たちの体は、日々食べるものによってできています。また、それぞれの食物に含まれる栄養素は、人間の体調を管理する上で重要な役割を担っています。

偏った食事内容を摂り続けることで、必要な栄養素が足りなくなったり、反対に一部の栄養素を摂りすぎると、身体のバランスも偏ってしまいます。
そのような食生活を続けると、以下のような生活習慣病につながる可能性があります。

・体調不良
・肥満
・高血圧
・脂質代謝異常症
・糖尿病

生活習慣病を防ぐためにも、バランスの良い食事をとることは健康を維持していくために必要不可欠であるといえるでしょう。

医師がすすめる「バランスの良い食事」の目安

バランスの良い食事、とは、ご本人の体格や運動量に合わせて、カロリーが適切であり、かつ体が必要とする栄養素をまんべんなく含んでいる食事、ということができます。

ポイント


■一日大体、30種類の食材を摂る

■和食を中心に、主食、主菜、副菜はもちろん、野菜類や果物、海藻類や乳製品も意識して摂る

■腹8分目で食事を済ませる習慣をつける

理想的な栄養素の割合


■炭水化物:カロリーの半分から6割

■たんぱく質:2割前後

■脂質:2割強

バランスの悪い食事は生活習慣病を招く

現代の食生活で、摂りすぎてしまいがちな「バランスの悪い」食事として以下のような例が挙げられます。

甘いお菓子類


手軽で食べやすく、味も好む方が多いことから必要量よりも多めに摂取してしまいがちですが、糖分を多く含むので、膵臓に負担をかけ糖尿病などを招いてしまうこともあります。

揚げ物


市販のお弁当のおかずや、居酒屋でのおつまみとして良く口にするからも多いかと思いますが、油を使用しているので、脂肪分が多くなります。
脂肪の摂りすぎは脂質代謝異常症や肥満につながりますので、食べすぎには注意をしましょう。

ファーストフード


手軽さや値段の安さでファーストフードを利用する機会が増えているかたも多いかもしれませんが、あまり栄養に富んだ食事とはいえません。
炭水化物に加えて塩分も多くなります。炭水化物はカロリーオーバーになりやすいですし、塩分はむくみや高血圧などを招くことがあると考えられます。

医師が意識している「バランスの良い食事」

1食の中ですべての栄養素をまんべんなくとるということはなかなか難しい場合が多いのです。

そうなった場合は朝、野菜を摂れなかったら昼に多めに摂るようにする、といったように、1日の中、あるいは週単位で何らかの栄養素が極端に不足する、といったことがないように心がけています。

医師からのアドバイス

食事は、空腹を満たすという目的だけでなく、楽しみやコミュニケーションのためにも摂るものですから、毎日完璧なバランスのよい食事を摂るということは難しいものです。

特に、仕事が忙しかったり、小さな子供さんを育てておられる方は、なかなか自分のために料理をする時間は取れない、という方も多いでしょう。

ただ、ご自身の手を使った法則などを覚えておくことで、おおよその目安となる食事量やバランスはわかりますし、ご自身の食生活に不足しがちな要素も、わかると思いますよ。

(監修:Doctors Me 医師)