元気になるつもりが…  「エナジードリンク」に潜む危険性

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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医師・公認スポーツドクター・日本オリンピック委員会強化スタッフ)

エナジードリンク といえば、疲労回復や健康に効果があると言われている、栄養ドリンクの一種。最近ではさまざまな種類が販売され、疲れたときや、やる気をだしたいときに飲む人も多いでしょう。

しかし実は、エナジードリンクは飲むタイミングや量、成分を考えないと危険なことにもなり得ます。
なかには栄養ドリンクによって元気になるつもりが、体調不良を起こしてしまう人も…。


いったいどんな危険性が潜んでいるのでしょうか?

エナジードリンクを飲んでいる人は5割弱!


 


2015年8月にマイボスコム株式会社が10,419名の男女を対象に行った『エナジードリンクに関するアンケート調査』によると、「エナジードリンクを飲んでいる」と答えた人は5割弱。

特に30代以上の男性に多く、月に1回飲む人が3割弱、週1で飲む人が1割という結果になっています。さらに、どんなときにエナジードリンクを飲むかという質問に対しては次の通りです。

・疲れているとき(40.3%)
・休憩中・休み時間(21.6%)
・仕事や勉強、家事をしながら(17.6%)
・気分転換したいとき(17.0%)

エナジードリンク を飲むときに気を付けることとは


エナジードリンクには、パワーの素としてアミノ酸の一種の「アルギニン」や「ショウガ抽出物」が含まれています。アルギニンには、成長ホルモンの分泌を促進させたり、免疫力機能を向上、脂肪の代謝を促進させる効果があると言われています。

たしかに成長ホルモンの分泌を促進し、免疫力をアップさせることはありますが、飲んですぐに効果が発揮されるわけではありません。
また、たくさんエナジードリンクを飲めばいいかといえば、そうではありません。飲みすぎると身体に悪影響をおよぼします。

糖尿病や肥満のリスクが高まる


一般的なエナジードリンクには多量の糖分が含まれています。これは、低血糖からくる脳の働きを活性化させる目的として、糖分をたくさん含んでいるからです。そのため、毎日飲み続けたり、大量に飲んだりすると必然的に糖尿病や肥満のリスクが高まります。

薬と一緒に飲むと危険


また、エナジードリンクにはアルコールやカフェインなどの成分も含まれています。そのため、風邪薬や睡眠薬と一緒に飲むと、相互作用により頭痛や何らかの障害を引き起こす恐れがあります。睡眠の効力が強くなりすぎて吐き気や頭痛を引き起こしたり、血糖のコントロールができなくなる可能性もあります。

「エナジードリンクを飲んで元気になった」という人は、もしかしたらプラセボ効果が働いているのかもしれません。いずれにせよ、飲む際は容量や用途を踏まえて気を付けて摂取しましょう。