毎月憂うつな生理…!「心と体の不調を乗り越える」対処法3つ

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『BizLady』世代の働き女子は、体調が優れなくてもなかなか休めないため、毎月の生理を憂うつな気分で迎えている人も多いようです。

生理中はお腹の痛みや食欲不振、貧血などといった身体的なトラブルだけでなく、イライラや憂うつなど精神的な問題にも悩まされがち。

人によっては、生理前からPMS(月経前症候群)の症状にも苦しめられ、トータルで考えるとかなり長い期間不調な状態で過ごすことになります。

なんとか少しでも症状を軽くして、毎月幸せ気分で過ごしたいものですよね?

そこで今回は、各分野の専門家の書籍を参考に、生理前後の不調を乗り越える方法をご紹介します。

■薬は体に悪いの? 飲むタイミングは? 産婦人科医が教える“生理痛の正しい対処法”

「生理痛だからといって、薬に頼ってはいけないわ」と、薬を飲まずに痛みを我慢している人もいるようです。

しかし、産婦人科医の丸田佳奈先生によれば、“薬に頼ること=悪いこと”ではないそう。

丸田先生の著書『キレイの秘訣は女性ホルモン: 女医・丸田佳奈が答える47の悩み相談』では、鎮痛剤の体への影響について次のように説明されています。

<現代の医療では、「痛みは我慢しない」というのが主流。薬に体が慣れて効かなくなるということはありません。また、生理期間だけ服用する程度の量であれば体に問題ありません>

さらに、同著によると、鎮痛剤には“隠れた病気”により生理痛が起こっていた場合でも“その炎症を抑える”効果もあるということです。安易に“薬=悪”と決めつけずに、上手に頼ることが大切なんですね。

そして、気になる鎮痛剤を飲むタイミングは、“痛くなりそうな時、早めに”。

<生理のたびに痛みがひどい日にちが決まっているという人は、痛みがまだなくても毎回朝昼夕と『定時的に』鎮痛剤を服用するのもかなり効果的です>

筆者も、「痛みがない時はあまり薬を飲まないほうがよいのでは……」と素人判断で勘違いしておりましたが、丸田先生によるとこのように“予防的”に服用する方がしっかりと効果を発揮してくれるということです。

■健康の大敵・睡眠不足! 眠れない夜はどうするのが医学的に正解?

疲れて弱った体を癒すためには睡眠が大切だと言われていますが、とりわけ良質な睡眠が必要な体調不良時ほど、あまりよく眠れなかったりするものです。

同著によれば、良質な睡眠をとるためのポイントは以下のとおり。

<理想の睡眠時間は働き盛りの年齢では6〜8時間。寝不足も寝すぎもダメです。(略)寝室の室温や温度、マットや枕などの寝具、入浴などを見直し、しっかりとした目覚めを得るために、朝起きたらまず日光を浴びて体内時計をリセットさせること、朝食は体を目覚めさせて動き出すのにとても重要なので、決して抜かないこと>

過去記事「ギャッ…気づいたら終業時間!“今日の遅れを取り戻す”コツ3つ」でもお伝えしましたが、厚生労働省と農林水産省も正しい生活リズム維持のために“朝の日光浴”と“朝食”を勧めています。

睡眠についての悩みを抱えている方は、この2点をとりわけ重視されてみるとよいかもしれません。

■ダメだと思ってもイライラ……! そんな時は“視界に入る煩悩のもと”をカット

生理前から生理中にかけてのイライラは、長期間かつ毎月のことなので本当に厄介ですよね。

人間関係のトラブルに発展することも多いため、なんとかして“心の鎮め方”をマスターしたいもの。

視界から入ってくるネガティブな情報をカットするというのも、ひとつの方法です。

月読寺(神奈川県鎌倉市)・正現寺(山口市)住職の小池龍之介氏は著書『考えない練習』の中で、“視界から入ってくる情報”と“煩悩”の関係について次のように解説しています。

<仏道的観点からはっきり申せるのは、怒りを喚起させるようなもの、心を混乱させるようなものは見ないほうが良いということです。(略)人を叩いたり、どついたり、ひどい目にあわせたり、ひどいことを言って笑う。人をバカにして笑う。それは見ている側の怒りや攻撃性、「慢」の欲などを誘発します>

ちなみに“慢”とは仏教用語であり、その定義は、

<良く思われたいといった自己の評価を気にし、プライドにしがみつく「欲」の煩悩のうちのひとつ>

SNSが発達した現代、この“慢”の煩悩に悩まされている人はとても多いのではないでしょうか。

仕事上、または日常生活を安全に送るためにネガティブな情報にも目を通さなければならない場合もあるでしょうから、すべて情報をカットするのはもちろん無理というもの。

ですが、せめて生理前後の体調不良時だけは“いつもより控えめに”を心がけたほうがよいかもしれません。

以上、生理前後の心身の不調への対処法をご紹介しましたが、いかがでしょうか?

規則正しい生活をベースに鎮痛剤や情報カットなどを組み合わせながら、憂うつな期間をうまく乗り越えましょう!