18日、英メディアはオーストラリアの野生動物研究者がこのほど発表した科学論文の中で、同国に生息する野良犬は捕獲した後、中国人に食肉として販売すべきだ、と主張していると報じた。資料写真。

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2016年8月18日、英インデペンデント紙はオーストラリアの野生動物研究者のベン・エレン氏がこのほど発表した科学論文の中で、「オーストラリアに生息する野良犬は捕獲した後、中国人に食肉として販売すべきで、現在の処分方法は無駄が多すぎる」と主張している、と報じた。19日付で環球網が伝えた。

報道によると、この論文は8月下旬に出版される予定だった。野良犬はオーストラリアの郊外地区に広く生息しており、家畜の牛や羊を脅かす存在になっているという。

エレン氏は「われわれはオーストラリアに一体どれほどの野良犬がいるのか把握していないが、地方政府は毎年ほぼ1万から1万5千枚の毛皮を手に入れて賞金を求めることができる。アジアで販売される時には『どうしてこのように動物を扱えるのか』という声がわれわれが耳にする最初の反応になるだろうが、しかし実際にはそれらの野良犬は銃殺して捕獲されたものなのだ」と語る。エレン氏はさらに「私がクイーンズランド州西部の道路を通った時には、柵の上に吊り下げられているたくさんの野良犬を見た。本当に『無駄遣い』をしていると思ったよ」とも述べる。

オーストラリアの動物愛護家はすでにエレン氏が発表する論文の撤回を求める請願を出しており、またエレン氏は一連のコメントにより脅迫を受けたという。全国野犬類保護協会のアーネスト氏は「オーストラリアの野犬類はとても独特な犬種だが、ある範囲内では常に不平等な迫害を受けている」とコメントしている。(翻訳・編集/矢野研介)