当たらない天気予報、予報は自分ですべき……!?

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人工衛星からスパコンまで導入して精度アップが図られている天気予報。だが、いまいち当たらないという声をたびたび耳にする。「教えて!goo」にも、「天気予報ってなぜこんなに外れるの……」という質問が寄せられていた。質問者さんは、雨が降る天気予報を信じて農作業を行っていたが、予報が外れたことで不具合が生じたらしく、「企業なら社長以下机に並んで深々と頭を下げるのに」、「ものすごい金を費やし高価な気象衛星をいくつも作り全然当たらない天気予報」などと、予報に対するバッシングを書き込んでいる。これに対して寄せられた回答を覗いてみると――。

「今はデータはいっぱいあるし、何より衛星から見えているのに、その割に肝心なところで当たりませんね」(fnfnnis3さん)

と、質問者に共感する意見も見られたが、ほとんどの意見は、

「数十年前と比べると的中率は上がってきています。(中略)…あくまでも『予報』であって『予定』ではありませんからね。予報が外れることも考慮すべきではないだろうか」(銀鱗さん)

「予報ですからね。予知ではありませんから」(michael-mさん)

「神社のおみくじが当たらなかった。神社は謝罪しろと言っているのと同じレベルだね」(kuma-gorouさん)

などと、予報に文句を言うのは筋が違うという意見だった。的中精度がいくら上がっても、予報はあくまで予報なので、当てにしすぎてはいけないということだろう。

■天気ぐらい自分で予測すべき!?

さらに、数多くの回答に共通していたのは、プロならば天気は自分で予測すべきという意見だった。

「何年農作業して、こんなこと質問してますか? 天気予報が信用できないなら、ご自分で観測データでも作成して、それを使えばいい」(area_99さん)

「昔の登山者は、短波放送の実況を聞いて天気図を描き、自分で予想したものです。今ではスマホがあり、ネットでも実況天気図が手に入るのだから、自分で予想すればいいんですよ」(michael-mさん)

「観天望気――農業や漁業のように天候に左右される仕事の場合はこれは必須の知識ですよ。雨が一時間後に降るなんて大抵は空を見れば判断できる。降雨レーダーの助けを借りるとさらに精度が上がる。予報なんて観天望気の手助けですよ」(ORUKA1951さん)

「漁師は、空を見上げ風を肌で感じて天気を予報しますよ。あの島にこんな雲が掛かると雨だとか、どの方向からどれ位の強さの風が吹くとか。兎も角、良く当りますね。だって命がかかってるんだから……」(kuma-gorouさん)

「私が特に参考にしていますのが、鳥のさえずりです。(雨が降っているときは静か、チュンチュン鳴いている‐雨上がり、騒々しい‐天候の変化の前触れ、唄うように鳴いている‐晴れている)自分の住む場所特定ということでは、予報士より自分の方が当たりやすいと思います」(mai3456さん)

というように、具体的な天気の予測方法に触れた回答もたくさん寄せられていた。ゲリラ豪雨や洪水が多発する近年の気候を考えてみると、農業や漁業に携わっていなくても、自前の天気予報は日常生活において非常に役に立つ技術かもしれない。みなさんはどう思われるだろうか。

三枝大介(Daisuke Saegusa)