17日、韓国メディア・韓国日報は、韓国一の観光名所と呼ばれるソウル・明洞から、韓国ならではの味を紹介する屋台が消えつつあると報じた。写真は明洞。

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2016年8月17日、韓国メディア・韓国日報は、韓国一の観光名所と呼ばれるソウル・明洞(ミョンドン)から、韓国ならではの味を紹介する屋台が消えつつあると報じた。

ソウルの観光地としてまず名の挙がるショッピング街・明洞。食べ歩きが楽しめる屋台形式の店も多く、外国人観光客が「韓国の味」を手軽に試すにはもってこいの場所のはずだが、外国人の反応はいま一つだ。訪韓初日に明洞を訪れたというフランス人女性は「韓国らしさどころか、種類が多過ぎてなんだか落ち着かなかった」と言い、スペイン人の男性は「中国の屋台料理は本物だと思ったけど、ここの料理はそこから派生した偽物みたい」と話した。

外国人の厳しい評価も無理はない。この日、明洞一帯に出ていた84の飲食屋台のうち、トッポッキやキムチジョン(お焼き)などの韓国料理を売っていたのはわずか22店、他は外国の料理や国籍不明の食べ物を売る店で、中でも焼きそばやお好み焼きなど日本料理を売る店が21店と最も多い。残りは中国料理6店、英国や米国など西欧料理が23店、国籍不明が12店などだ。

屋台を営む店主たちに事情を聞くと、「季節や流行により人気メニューが短期間で変わるため、一つのメニューを維持し続けるのは難しい」との答え。現在ステーキを売る店主は以前はフルーツジュースを売っていたと言い、イチゴ餅を売っていた店主は競合が増えたため焼きそばに乗り換えたと言う。またトッポッキなど韓国の味を30年間売り続けている店主は、「韓国料理は外国人の間で好き嫌いが分かれるし、いろいろな店が増えて売り上げは大きく落ちた」と話す。

しかし記事は、訪韓外国人の6割が訪れる明洞に「韓国の味」がないということは、韓国料理を通して外国人に良い思い出を作ってもらい、リピーターとなってもらう絶好の機会を逃していることに他ならないと指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「そもそも韓国の味って何だろう?道端で韓定食やプルコギを売れば韓国らしいの?」
「何か問題でも?」
「ジャージャー麺(韓国の中国料理店の定番メニュー)なら十分韓国的だと思う」
「地名は明洞だけど、もはや東南アジアの夜市みたいな状態だよ。行けば分かる」

「明洞の屋台料理は汚過ぎる。衛生状態は0点。お金を出して食べるものじゃない」
「韓国の味とか言う以前に、屋台はなくすべきだ」
「みんな計画もなく屋台をやるからだよ。どんな文化も、高度なマーケティングがなければうまくいかない」
「じゃあ韓国料理だけにしろって?明洞が外国人専用だとでも?」

「韓国人はもう明洞なんか誰も行かないよ」
「こんな状態で『韓流旅行』だ何だと騒いでるメディアを見ると笑うしかないね。これこそが現実の、韓国の情けない姿だ」
「なぜわざわざ屋台で韓国の食べ物を食べなきゃいけないんだ?多様で手軽で、好奇心をそそるものじゃなければ屋台で買う人なんていないだろう」(翻訳・編集/吉金)