こんなときにはこのナッツ!ダイエット、肌あれ、疲れ、むくみにはどれがいい?

ナッツといえば、ダイエット中のおやつに最適といわれる存在。しかし、その種類の多さと、それぞれのナッツの効能は多岐にわたり、覚えきれないところがある。そこで、我々が日々直面する「太った」「肌あれが気になる」「疲れた」「むくんだ」などのシーン別に、どのナッツが良いのかを、管理栄養士にピックアップしてもらった。

■ナッツの種類と効果の組み合わせ別!こんなときにはこのナッツ!

こんなときにはこのナッツ!ダイエット、肌あれ、疲れ、むくみにはどれがいい?

一般的なビジネスパーソンが生活の中で直面する次のようなシーンには、それぞれ、どのようなナッツが有効なのだろうか。管理栄養士の鈴木絢子さんによれば、それぞれ、次のようなナッツがおすすめだという。その理由と合わせて見ていこう。

●疲れたなと感じたとき
【クルミ】
クルミにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸などのビタミンB群が多く含まれています。特にビタミンB1は疲労回復に欠かせません。体の代謝がスムーズに行われ、疲労物質が排出されます。

●ストレスを感じているとき
【アーモンド】
アーモンドにはカルシウムが豊富。カルシウムには、イライラを緩和する効果があるため、ストレスが高まってきたら摂っておきたいですね。

●ちょっと太ってきたかもと感じたとき
【ひまわりの種】
ひまわりの種に含まれるリノール酸は、コレステロール値の上昇を抑えてくれます。よって、生活習慣病の予防効果が期待できるため、太りにくい体づくりにつながります。

●ダイエット中
【ブラジルナッツ】
ブラジルナッツ1粒(約4g)の糖質含有量は、たったの0.1g。ダイエット中に糖質を控えたい方の間食として最適です。また、ブラジルナッツに含まれるセレンには、強い抗酸化作用があるため、美容効果も期待できます。

●むくみが気になるとき
【ピスタチオ】
ピスタチオに豊富に含まれるカリウムが、体内の余分な塩分や水分を体の外へ排出してくれます。これにより、むくみの解消につながります。

●肌の調子が良くないとき
【ピスタチオ】
ピスタチオに含まれるルテインという抗酸化成分は、細胞の老化を防ぐ働きがあるため、肌の不調を助ける心強い味方になります。

●朝食のとき
【カシューナッツ】
他のナッツと比べて、糖質が多めなカシューナッツは、朝食に食べるエネルギー原としてオススメです。また、鉄分も豊富なので、「朝は貧血気味…」という方には、重要な栄養源です。

●3時のおやつ
【マカダミアナッツ】
淡白な味と独特の香りは、お茶菓子として最適です。さらに、不飽和脂肪酸が豊富に含まれているので、健康効果も期待できます。

●飲み会の前後
【ピーナッツ】
ピーナッツに含まれるナイアシンが、肝臓内の代謝をサポートしてくれるため、二日酔い予防になります。

●二日酔いの朝
【ひまわりの種】
ひまわりの種には、二日酔いの原因の一つであるアセトアルデヒドの解毒に効果があります。飲みすぎた翌日に食べると良いでしょう。

●寝不足のとき
【アーモンド】
寝不足が続くと頭痛が起きることがあります。アーモンドには、神経の働きを安定化させ、頭痛の痛みを和らげる効果のあるマグネシウムが豊富に含まれています。

●寝つきが良くないとき
【クルミ】
良質な睡眠をとるためには、セロトニンという神経伝達物質の分泌量を増やすことが大切です。クルミには、セロトニンの原料であるトリプトファンというアミノ酸を含んでいます。さらに、糖質量も少ないので夜間の間食にもオススメです。

こんなときにはこのナッツ!ダイエット、肌あれ、疲れ、むくみにはどれがいい?

今回紹介してもらったナッツ類は、コンビニやスーパーで手軽に買えるものがほとんど。ぜひ手に取ってシーンごとに活用してみよう。

また、最近では、ナッツ専門店も多く登場している。一度ナッツを一通り買い揃えてみるのもいいのではないだろうか。

ただし、いずれも食べ過ぎは控えるべき。鈴木さんによれば、一日の目安量として、アーモンドでは20粒前後、クルミは7粒、ピスタチオは30粒前後と、ナッツの種類や大きさによっても適量が変わってくるという。
それぞれの適量を確認し、美味しく食べて、健康・美容に役立てよう。

鈴木絢子さん
“正しく、楽しいロカボ生活”を提案する管理栄養士。ビジネスパーソン向けの食育活動に力を入れている。その活動の一環として、「人生を変える一皿。体質改善ボウル、サラド」のプロジェクトに関わっている。
https://www.makuake.com/project/salad/

取材・文/石原亜香利