18日、韓国・ニューシスが、「ソウル駅で野宿が許可された日」の様子を写真で報じ、ネットユーザーの間で注目を集めている。写真はソウル駅。

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2016年8月18日、韓国・ニューシスが、「ソウル駅で野宿が許可された日」の様子を写真で報じ、ネットユーザーの間で注目を集めている。

記事が掲載した写真には、首都のターミナル・ソウル駅の広々としたコンコースに段ボールなどの敷物を敷き、大勢の人が横たわる姿が写る。人々の間には行列を仕切るロープが張り巡らされ、手前には立て看板が。看板には「湖南線 秋夕(チュソク。韓国の盆)前売り切符 待機列。1列で並ぶこと」の文字がある。皆、お盆に里帰りするための列車の切符を手に入れようと「野宿」をしながら並んでいるのだ。

SBSテレビが17日伝えたソウル駅の行列には、釜山に嫁いだ娘に切符を送ろうと発売開始前日の午後2時から19時間並んだ父親や、熱帯夜を避け涼しい駅構内で読書をしながら12時間待ったという大学生の姿があった。

今年は9月14日から3日間となる秋夕の切符の窓口での販売は17日午前9時に始まり、ソウル駅では湖南線、全羅線、長項線など主要7路線の列車の切符が発売された。

この時期の駅の行列は韓国では毎年の風物詩のようなものだが、記事にはネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「夜中から待っているなんて気の毒。みんなどうか無事に切符を手に入れてほしい」
「寝転がってる人の中に闇チケット商がいるはず」
「写真に写っている人のうち、本当に帰省のために野宿している人はそれほどいないというのがポイントだね」
「みんな、これを正常だと思ってるの?」

「これはもう切符の問題じゃない。家長としてのプライドを懸けた闘いだ」
「本当にそれほど切符が足りないのかな?」
「家族に会いたい一心でみんな苦労するね。車もなければバスもなく、歩いて行くわけにもいかず…」
「切符って、こういう売り方しかないんだろうか?」

「50年前にもよく見た光景が、いまだに繰り広げられているのか」
「そこまで頑張って切符を手に入れて故郷に帰っても、どうせけんかして帰って来ることになる」
「ホームレスが野宿代行のアルバイトでもすればもうかりそうだ」(翻訳・編集/吉金)