認知症の予防には「恋愛がイイ」という話し

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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医師・公認スポーツドクター・日本オリンピック委員会強化スタッフ)

中高年以上、アラフォー、アラフィフの恋愛には認知症を予防する効果があるといわれています。

本当にそうなのでしょうか?
いったいどうして認知症予防に効果的なのか、詳しくみていきましょう。

恋愛が認知症予防に効果的な3つ要素

1.ルーティンワークを避ける


認知症の原因のひとつは、前頭葉の老化です。前頭葉は、感情や意欲、創造、実行などの精神的作用をつかさどっています。

前頭葉は早くも40代から縮み始めるといわれていますが、この前頭葉の老化の原因として挙げられるのが「ルーティンワーク」です。前頭葉は使い続けていなければ年とともに老化が進行し、意欲や創造性が落ちていきます。


毎日同じお店へ行き同じ人と接する…というように、日常に変化がないと認知症になりやすいのです。恋愛にはルーティンワークを食い止め、人をハラハラドキドキさせる効果があります。先の展開が読めず、気持ちが高まる恋愛は、前頭葉をよく使うことになるため、認知症を予防する効果があるのです。

ちなみにこれは、「片思い」でも効果があるそうです。

2.積極的なコミュニケーションをとる


脳を活性化させるためには、知識や情報をインプットするだけでなく、取り入れた情報をアウトプットする必要があります。恋愛をすると、美味しいお店を探すようになったり、一緒に行きたい場所を見つけたりと取り入れた情報をアウトプットする機会に恵まれるようになります。


恋は人を活動的にするため、新たな趣味を見つけたり、自分を発見したりするきっかけにもなります。積極的にコミュニケーションをとることで、脳を活性化させるため、認知症予防に効果的です。

3.セックスによって海馬の細胞が増殖する


恋愛をすれば自然と身体の結びつきも考えるでしょう。
脳のなかで記憶と学習をつかさどる「海馬」。セックスにはこの海馬の細胞の成長を促す効果があります。また、海馬の細胞を増殖させるだけでなく、脳の血流をよくするため、日常的にセックスをしている高齢者は認知症になりにくいのです。

さらに、認知症の原因として、長年のストレスが脳を縮めさせるともいわれています。海馬はストレスを調節する働きも持つため、細胞の成長が促されると認知症になりにくいのは、言うまでもないでしょう。


いかがでしたでしょうか?いくつになっても「恋愛は良いものだ」ということが言えるのかもしれません。
認知症予防に効果のあるアラフォー、アラフィフの恋愛。

「年がいなく…」などと言わずに、もっと積極的に恋愛を楽しんでいきたいですね。