豪州とリトアニアによる男子バスケットボール準決勝で、百度人工知能ロボット「度秘」とベテラン解説者の楊毅氏が、動画サイト「ビリビリ(bilibili)」で世界初の人とロボットによる同時生解説を実現した。資料写真。

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NBAのスリーポイントラインは7.25メートル、国際戦は6.75メートルだが、他にもステファン・カリーと呼ばれるスリーポイントラインがある――17日午後10時、豪州とリトアニアによる男子バスケットボール準決勝で、百度人工知能ロボット「度秘」とベテラン解説者の楊毅氏が、動画サイト「ビリビリ(bilibili)」で世界初の人とロボットによる同時生解説を実現した。「度秘」はこれにより、五輪史上初の「人工知能解説者」となった。科技日報が伝えた。

「度秘」は生放送で、選手の情報、ポイントのデータ、テクニックなどの情報を把握し、音声と文字により試合状況を生で伝え、さらにファンからのコメントにリアルタイムで回答した。ネットユーザーは生放送を見ながら「度秘」と交流し、選手の個性・特徴、さらにはゴシップに至るまで、ありとあらゆる質問に答えてくれた。「度秘」の今回の活躍ぶりについて、相棒である楊氏も「専門的かつ斬新で、クールだ」と称賛した。

試合の解説は音声認識よりも複雑で、一般的な会話よりも高い知能が必要とされる。これを実現するのは、百度の自然言語処理とビッグデータ技術だ。「度秘」はリオ五輪の解説前に、NBAと2012年ロンドン五輪の数百試合の解説を文字で学習し、各サイトの試合に関する知識、情報、技術データ、写真、動画、コメントなどを記録した。さらにこれらのデータを効果的に集め、選出し、統計を取ることで、専門的でよどみなく解説できるようになった。

インキュベータ「創新工場」の李開復会長兼CEOは「人工知能は10年後、世界の翻訳家、記者、警備員、運転手、サービス担当者、会計、家政婦などの9割を占めるようになる。人工知能は人間を真似するのではなく、超越することができる」と表明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)