子どもの「頭のよさ」を引き出す親子のコミュニケーション術

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早期教育や幼児教室の普及が高まっていますが、子どもの「頭のよさ」は日頃のちょっとした習慣や会話を一工夫することで引き出すことができます。子どもたちが勝手に賢く成長してくれる、そんな親子のコミュニケーション術をご紹介しましょう。
絵本は産まれてすぐから読み聞かせてあげよう
絵を見て楽しめるだけでなく、親子のコミュニケーションにも最適な絵本。知識を増やし、想像力や語彙力を鍛えてくれるので、産院や自治体でも積極的に赤ちゃんのうちから絵本に触れることを推奨しています。

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絵本を読むときは、飽きさせないように一工夫してみましょう。まだ内容を把握できないうちでも、遊びながら読み進めることのできる絵本はたくさんあります。絵本に興味を持ち、楽しいものだと思わせるようにしてあげてください。

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3歳前後になるとストーリーを理解できるようになるので、登場人物の気持ちやその後どうなったと思うか、など感想を求めてみます。そうやって話を広げて、考える力を育ててあげましょう。

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年齢にあった絵本を読み聞かせるのがベストですが、子どもの手の届くところにいろんな本を置いてあげるといいかもしれません。年齢を重ねれば、親の読む本にも興味が出てくるので、大きくなっても本を読む習慣がつきやすくなります。
会話に質問や問題を取り入れて「考える」を育む
3歳頃から、子どもはどんなことにも「なんで?」「どうしてそうなるの?」と疑問をぶつけてくるようになります。色々なものに興味を持ち、好奇心いっぱいで成長が良好な証拠です。理由を聞き、完全に理解はできなくても、頭の中ではしっかり考えて吸収しています。

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子どもの考える力を育むためには、会話の中に親からも質問や問題を取り入れて話すようにしてみましょう。「○○ちゃんはなんでそう思ったの?」と聞けば、一生懸命考えて自分の持つ言葉の中からその理由を探ります。

遊びの中でも「今持ってる積み木の色は何色?」「耳の長いフワフワの生き物って何?」など、なぞなぞのように”自分の頭で考える”訓練をさせてください。

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これからネット社会で生きていくことになる子どもたちは、「わからないことはネットで調べれば出てくる」環境にいます。思考力や想像力が欠如した状態でキーボードを弾いても、検索した内容はその場限りの情報で終わってしまいます。自分で考える力の大切さを、親がまず再確認する必要があるのかもしれません。
大人の会話にも参加させてあげよう
大人が集まると、どうしても子どもそっちのけで話し続けてしまいます。その時、「大人の話だから」と突き放すのではなく、少し子どもにもわかりやすく話してみてください。

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ちょっとした会話の中にも、言葉の使い方や表現方法を学習することができます。内容によっては、子どもの興味を刺激し、知識を増やす鍵となることもあるでしょう。
ポジティブにとれる会話を
「早くしなさい」

「これをしないとだめよ」

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子どもに声を掛けるとき、ついつい抑圧するような言い方になっていることはありませんか?何気なく掛ける言葉にも工夫があると、子どものやる気を引出します。例えば、

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「すごく上手にできてるよ!もっと上手にできるんじゃない?」

「○○できたらもっと素敵になるのになあ」

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といったポジティブにとれる言い方にしてみましょう。子どもは切り替えが早いので、目先のものを変えると気持ちもそちらに誘導しやすいと思います。イヤな気持ちで行うよりも「楽しいことが待っている!」と思う方が、大人でもやる気向上に繋がるのと同じです。

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人は、他人から認められると成長しやすいと言われます。褒められたりポジティブな方向に向かう会話は子どものやる気だけでなく、自信を育み、内なる能力を引き出すきっかけとなるでしょう。

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いいことも悪いことも子どもの脳はどんどん吸収してしまいます。どんな子どもになって欲しいか、それは親子の会話や接し方、習慣次第です。どうせなら、頭のいい子に育つ、子どもの能力を引き出すコミュニケーションを心がけてみませんか?

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(プロフィール)

アヤナ

企業受付を経て現在子育て真っ最中。5歳長女と2歳長男の母として走り回りながら恋愛系コラムを中心に執筆している。特技は自分の子供たちと真剣に遊んでいると、知らない子たちが集まってしまうこと。

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写真© kai - Fotolia.com