湿った空気と上空の寒気の影響で、東日本と北日本を中心に大気の状態が非常に不安定になっていますが、夏休みも終盤に入り、残すところあと10日あまり。
追い込み型の子は、夏休みの宿題が終わっていなくてどうしよう……と焦り始める時期ですね。
最近の宿題は様々ですが、時間がかかるもののひとつが「読書感想文」ではないでしょうか?
まず、本選びからスタートして、読むのに時間をかけ、さらに感想を書かないといけません。
読書感想文に困っているお子さんに、親御さんはどんなアシストをしてあげるとよいでしょうか?

わりと盛りだくさんな夏休みの宿題


嫌いな宿題の1位は「読書感想文」

今も昔も、楽しい夏休みの終わりに、たくさんの宿題を残してしまい、急に焦り出す子どもがいるのは変わらない光景のよう。
夏休みの宿題といえば、漢字ドリル、算数ドリル、自由研究、さらにはラジオ体操や水泳のノルマを課している学校もあるでしょう。
夏休みといえども、やることがいっぱい……という小学生をもっとも苦しめている宿題があります。
それが、「読書感想文」です。
全国の20 歳〜59 歳の男女600人にアンケート調査を行った結果、
●小学生のときに嫌いだった宿題
●今やるとしたら嫌いな宿題
この質問に対して、いずれも読書感想文が1位に選ばれたのです(ネオマーケティング調べ)。
その理由は、「本を読む習慣がないから」「自分の感想を文章にするのか苦手だから」というのが主なもの。
本を読むのが苦手な人にとっては、文章を書くことはもっとつらいことでしょう。

夏休みもあと10日! 頑張れ〜!

夏休みもあと10日! 頑張れ〜!


なぜ、読書感想文は必須の宿題?

苦手意識をもっている人が多い中、それでも宿題として今も昔も課されているのは、なぜでしょうか?
毎年、青少年読書感想文全国コンクール(公益社団法人 全国学校図書館協議会、毎日新聞社 主催)が行われていますが、
こちらの団体では開催目的として、次のようなことをあげています。
•子どもや若者が本に親しむ機会をつくり、読書の楽しさ、すばらしさを体験させ、読書の習慣化を図る。
•より深く読書し、読書の感動を文章に表現することをとおして、豊かな人間性や考える力を育む。
さらに、自分の考えを正しい日本語で表現する力を養う。
まずは、「本を読む楽しさを感じてもらおう」というところがスタートなはずですが、
先ほどのアンケートからすると読書は難しいと感じている子どもたちが、まだまだ多いようですね。


読書感想文はどうやって書けばいい?

そもそも、読書感想文の書き方などというものは習うことがないので、いざ書きなさいといわれても戸惑うのも当然かもしれません。
もしも、お子さんが困っていたら、親御さんはどんなアシストができるのでしょうか?
【読書感想文完成へのファーストステップ】
●お子さんが興味をもちそうな本を一緒に探してあげましょう。
動物が好きな子もいれば、サッカーが好きな子もいます。
お子さんの好みを一番よく知っているのは親御さんのはず。
きっと、お子さんが好きなものであれば、自然と読み進めることもできるでしょう。
読書が波に乗ってきたら、次のステップへ。
【読書感想文完成へのセカンドステップ】
●お子さんには付せんを渡してあげて、本の中で気になったページに貼っていくようにしましょう。
●すべて読み終えたら、付せんのところから「なぜ、気になったのか?」「おもしろかった理由は?」などをメモに書き出していきましょう。

つまり、好きな本を読む、気になるところをチェックする
このふたつを攻略するところから始めていけば、読書も少し楽になるかもしれません。
――電子書籍も含め、1カ月に読む本が「0冊」という大学生が38.3%にもおよぶという統計があります(「マイナビ学生の窓口」調べ)。
読書の習慣を子どもの頃から身につけておくためにも、読書感想文への苦手意識は早めに払拭しておきたいものですね。

お子さんの好きな本を探してあげましょう

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