18日、韓国・国民日報によると、韓国では昨年から結核ワクチンの供給不足が起きていたが、日本から輸入したことで問題はひとまず落ち着いた。資料写真。

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2016年8月18日、韓国・国民日報によると、韓国では昨年から結核ワクチンの供給不足が起きていたが、日本から輸入したことで問題はひとまず落ち着いた。

これまで韓国は、BCG皮内用(注射型)ワクチンの全量をデンマークのメーカー・SSIに依存しており、需給不安がたびたび起こっていた。2014年にはSSI側の事情により輸入が遅れ需給不安が発生。2015年にもSSIの売却手続きにより、生産日程が不透明になったことから、ワクチンの輸入が不安定になり、9月には一時ワクチン接種ができなくなる事態に陥った。

韓国の疾病管理本部は17日、BCG皮内用ワクチンが日本から輸入されたことで、予約待ちすることなく接種できると明かした。日本から輸入されたワクチンは計2万アンプル(1アンプルで20人に接種可能)で、約40万人分で1年間はまかなえる量だという。行政自治部の統計によると、昨年1年間の出生数は約42万5000人で、この内20万人ほどが皮内用ワクチンを接種している。

しかし、今回のワクチンは保健所にのみ供給され、民間の病院では依然として皮内用ワクチンの接種ができない見通しだ。疾病管理本部の関係者は、「皮内用ワクチンの場合、需給不安が繰り返し起こることがあるため、まずはワクチンの浪費を最小限に抑えられる保健所に供給することにした」と説明している。専門家からは「BCGの皮内用ワクチンの国産化が早急になされるべき」との指摘が出ている。

これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。以下はその一部。

「日本にありがたく思わなきゃいけないの?」
「光復節(=8月15日。朝鮮の大日本帝国からの独立を祝う韓国の祝日)から1週間も過ぎてないっていうのに…」

「日本がいなかったら危なかったって?ワクチンはオランダでも作られてるぞ」
「日本とデンマークだけで作られてる訳じゃないけど、費用面で日本が最も適している。もっと未来志向的に考えて、もらえるものはもらって、あげられるものはあげよう」

「税金はたくさん取るくせに、政府は一体何やってるんだ」
「経皮接種(ハンコ型。日本ではこれが多い)は高いし、皮内接種は安いけど保健所に行ってもないって言うし…。新生児に接種するものなんだから、経皮接種の値段をもう少し下げられるように政府が支援してくれたらいいのに」

「韓国の製薬会社はみんな何してるの?遺伝子うんぬんとか世界的な技術うんぬんとか全部ウソだったんだね」
「技術力がないの?お金がないの?もしかして、製薬会社と病院の戦略?最も基本的なワクチンのことですら国は対応してくれない。MERS以降変わったものはある?ただ高麗人参や免疫力を高める製品が売れるだけ。対策なんてない」(翻訳・編集/松村)