■連載/ヨシムラヒロムの勝手に宣伝部長

ナムコ様様である。

昨年12月にナムコ系ゲームセンター限定景品『ポテトチップス コーラ味』について書いた。今年の夏は『ポテトチップス 冷やし中華はじめました味』をレビュー。常に変わった味を求めているので、ナムコとカルビーがコラボしたオリジナルポテチはありがたい。

ナムコ側も手ごたえを感じたようで、PR用の文面には「ポテトチップスとコーラは最強の組み合わせであることを確信した」と書いてある。そして、「今回は『ポテトチップス 冷やし中華はじめました味』に合うコーラを同時に開発。冷やし中華のベストパートナーと言えば、やはり紅生姜。これはコーラにするしかないっっ!」と続く。つまり、紅生姜味のコーラを独自に開発したのである。この文面からも現在のナムコのイケイケ感が読み取れた。つまり、調子が良いのだ思う。

度肝を抜かれる紅生姜カラー!ナムコの勢いを感じる『紅生姜コーラ』

『紅生姜コーラ』の開発は、木村飲料に協力を依頼したそう。ここは『うなぎコーラ』などの奇抜な味の開発に強く、“炭酸飲料のエンターテイナー”と呼ばれている。気になったので、ウェブサイトを見てみると『マスクメロンサイダー』や『お茶味のコーラ』も販売していた。確かに、エンターテイメント性溢れている。

さてはて本題の『紅生姜コーラ』である。

度肝を抜かれる紅生姜カラー!ナムコの勢いを感じる『紅生姜コーラ』

まず、手に持ってみてレトロなガラス瓶の重さ、そして分厚さを感じた。そのなかに入るのがピンク色の紅生姜コーラ。そのピンク色、正真正銘に紅生姜カラー!

度肝を抜かれる色合いに、衝撃。

度肝を抜かれる紅生姜カラー!ナムコの勢いを感じる『紅生姜コーラ』

瓶に貼られるラベルもこだわっており、全面紅生姜の写真が印刷。ここまで紅生姜を押す、熱量はどこから来るのだろうか。そして、ここまで本気でバカをやるナムコに感心してしまった。ラベルのフチは、わざわざ金を印刷している(印刷費が高くなる)

たぶん、社内にいい意味でクレイジーな人がいるんだろうぁ。

度肝を抜かれる紅生姜カラー!ナムコの勢いを感じる『紅生姜コーラ』

肝心の味。かなりやばい味を想像したが、意外とイケる。人を選ぶ味であることは間違いジャンキーテイストだが、好きな人は一定数いるハズ。

紅生姜の味はそこまでなく、塩味や辛味は少ない。駄菓子屋に売っている『すもも漬』のつゆに味が近く、酸味と甘みが強い。香りも、『すもも漬』に近いなぁと思った。

ぐびぐびと飲んでいると、やっと後味にピリっとした紅生姜感が出てくる。これは、一気にグビグビ飲み、後味のピリリ感を楽しむ方が良い。あとあと、書き忘れそうになったがコーラ的な要素は薄く、どちらかといえば紅生姜サイダーといった感じ。

絶対飲むべきだ!と強くオススメはしないが、熱心な紅生姜好きか珍品好きな方は飲んで損はない。がんばって、 クレーンゲームでとってください!!

『紅生姜コーラ』僕ならどう宣伝するか?

紅生姜・・・。

「紅生姜が好きですか?」と聞かれたら何人が「YES」と答えるだろう。そもそも、普段の生活でどのくらい紅生姜を気にしているのだろう。僕は吉野家に行ったとき、大量に紅生姜をのせ食べるのが好きだ。その時しか紅生姜を意識しない。熱心な紅生姜好きではない限り、僕と同程度の感覚だと想像される。

紅生姜コーラ・・・。どう宣伝し、どう著名にするかを精一杯考えたが、やっぱり吉野家に置くのがベストのような気がする。たぶん、あそこが日本有数の紅生姜ホットスポットであることは間違いないし。

文・イラスト/ヨシムラヒロム

武藏野美術大学在学中に泰葉「お陽様よほほえんで」のCDジャケットイラストでイラストレーターとしてデビュー。その後、雑誌やウェブ等でイラスト、執筆、デザインを行なう。

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