19日、韓国メディアによると、大勢のソウル市民が日々利用するある場所が連日の猛暑でサウナ状態と化し、市民から「まるで地獄」との声が上がっている。写真はソウルの地下鉄駅。

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2016年8月19日、韓国・アジア経済によると、大勢のソウル市民が日々利用するある場所が連日の猛暑でサウナ状態と化し、市民から「まるで地獄」との声が上がっている。

「暑いから話しかけないで」と、記者が40代の女性から冷たくあしらわれたのは、ソウル地下鉄の駅。別の駅で列車を待つ25歳の男性も、額に大汗をかきながら「早く列車が来てほしい」と訴える。国を「ヘル朝鮮(地獄のような韓国)」とたびたびやゆする市民らが「ヘル(地獄)」と表現するのは、ソウルの地下鉄ホーム。猛暑となった18日、記者が測った地下鉄の車内温度は28.5度だったが、2号線忠正路駅の地下ホームは34.4度。地下鉄を運行するソウルメトロによると、現在改装作業などを進行中の120駅のうち29駅ではエアコンを運転していないという。

地上駅のホームはより深刻だ。風が通らず熱気がホームにこもる構造の駅が多く、そこに強い日差しが注ぐ。18日、韓国鉄道公社(KORAIL)の地上駅・鷺梁津駅の気温は37度にまで達していた。こうした地上駅が比較的多い1号線を利用した女性は、「人も多いからか、ここはソウルで一番暑いようだ」と話した。現在、KORAILが運営する236の地下鉄駅のうち177駅が地上に設置されており、古い駅が多い1号線ではエスカレーターが設置されていない箇所も多い。

韓国全土で続く例年にない猛暑はあと数日で解消されるとの予報が出ているが、ソウルの人々は今日も、こうした駅を利用して会社や学校に通っている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「なぜいまさらこんなニュースが?6月からこんな状態なのに」
「エスカレーターがない駅はまさにヘルだ。階段を上り下りして地下鉄を待つ間、汗がシャワーみたいに流れる」
「地下鉄の冷房が寒いと文句を言う人には、ホームに立ってろと言いたい」

「国会議員は室内で上着を着ているというのに…」
「37度か…人の体温に合わせた環境をつくり出し、生体リズムを最適化してくれるエコな駅だね」
「2号線の堂山駅もヘルだよ。地上にガラスの屋根が付いてて、ほとんど温室状態」
「朝は“汗シャワー”で始まる。会社に着いて汗が乾くと、体からすえた臭いがする」

「それでも、バスの停留所で直射日光を浴びるよりはましだと思うけどな」
「偉い方々は犬や豚が乗る地下鉄なんかに関心すらないだろう」
「スーツを着て大汗をかくことほど不快なものはない。地下鉄のホームに大型扇風機でも付けてほしい」
「四季がはっきりしてていいんじゃない?」(翻訳・編集/吉金)