困ったひとにもう巻き込まれない強い自分になる

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こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。
いつ、どんなときも、ひとの悩みは人間関係から生まれます。私のところにも日々、受講生からの声がたくさん寄せられるのですが、職場でも友人関係でも「困ったひとに巻き込まれてしまう」という現象は、なかなかなくなることがないようです。
今回は、こうした困ったひとに対して、どうすれば自分を守れるのか、どうすれば苦しくならない人間関係を作れるのか、その見分け方や自分の守り方についてお伝えしていきたいと思います。
相手の悪いところをはっきりさせる
人間関係で苦しんでしまうひとの場合、じつは相手の問題と自分の問題との区別ができていないことが大きな原因の一つとなっています。
たとえば、相手が機嫌が悪く怒鳴られたとします。これは相手がただ自分の感情に任せて他人を巻き込むという、未成熟な側面を持っているだけにもかかわらず、この区別があいまいなひとは、「私が悪かったから相手を怒らせた」と思ってしまうんですね。必要以上に自分を責めてしまい、そして相手の責任まで自分で背負ってしまうのです。
こんな時は、「今は自分に非があったかどうか?」「相手がそこまでの態度をすることに正当性があるかどうか?」を考えてみましょう。そして、自分に非がないにもかかわらず、一方的に責められたり、感情をぶつけられるようなことがあるのであれば、それは相手の問題だときっぱり切り分けます。
「相手に問題があるなんて思ってはいけない」と思うのではなく、しっかりと物事を判断できるようにしてみましょう。
困ったひとのパターンを見抜く
じつは、困った接し方をするひとには、「他人を不愉快にするお気に入りのパターン」があり、ネガティブに他人を巻き込むコミュニケーションをとっています。
たとえば、「気に入らないことがあると相手を責めて、周囲に言いつける」「弱いことやできないことを改善することなく、一方的に頼ってくる」「被害者意識が強く、ひと一倍気を遣ってもらわないと納得しない」などです。
こうしたひとたちは、相手と仲良くしよう、より自立して人と円滑な関係を創ろう、協力し合おうという気持ちよりも、「いかに自分の問題点や感情を他人に解決させるか」「いかに自分の不満を受け容れてもらうか」「いかに自分のすべてを理解してもらうか」ということに優先順位があり、その願いを叶えるためにぴったりな周囲のひとを無意識に巻き込み続けています。
こうしたひとは、関わってしまうといつも面倒を見させられたり、感情をぶつけられたりして、最後は嫌な気持ちになって終わります。ですので、「あ、このひとはまた巻き込もうとしている」と早めに見抜いて、そのコミュニケーションから距離をとるように心がけましょう。
相手と適度な距離をとる
ひとはそれぞれ、優しい、丁寧であるということの重要性や、どういうことを親切だと感じ、何を痛みだと感じるかなど、優しさや心の傷に対する捉え方が違います。あなたが優しさを持っていたとしても、あなたと同じように優しいひとばかりではないかもしれません。
でも、それらは決して批難することではなく、ただ単に「そのひとがあなたとは違う感受性を持っている」という個性なのです。こうした感受性の違い、捉え方の違いがあるからこそ、自分と同じようにしてくれないひとに対して優しさを求めるのではなく、「あ、この人は私と違う感性なんだな」と客観的にとらえてみる。
そして、自分と違う感受性を持っている人だという前提で、自分を守りながら、必要であれば線を引き、心で距離を取りながら接していくようにしてみてください。相手と自分の境界を引くことは、一見難しいように思えますが、こうしてポイントを押さえれば確実に自分を守れるようになります。
困った人に振り回されない、あなたを大切にする生き方を始めてみてくださいね。

>>過去の「30代からのやさしい愛のはじめ方」を読む
・優しすぎるとなぜ損をするの?
・ひとに頼れる女性になるための3つの習慣
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