17 日、中国のインターネット上で、中国のある現象に対する日本のネットユーザーの反応を紹介する書き込みが掲載された。写真は13年に福建省の公園内に設置されて物議を醸した中学生カップルのキス場面の彫像。

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2016年8月17 日、中国のインターネット上で、中国のある現象に対する日本のネットユーザーの反応を紹介する書き込みが掲載された。

中国といえば、男女の恋愛に保守的だというイメージを持つ人が多いだろう。特に、若いうちから異性と交際することに対して否定的な意見を持つ保護者はまだ多い。中国の学校の制服はジャージだが、以前、南京のある中学校で日本や韓国のようなおしゃれな制服を採用するという話が持ち上がった際には、保護者から「子どもたちの異性に対する感情を刺激したらどうするんだ」「こんな制服にしたら、早いうちから恋愛に走ってしまう」など反対の声が相次いで立ち消えになった。

また、13年に福建省[シ章]州市の公園内に中学生カップルがキスをする様子を切り取った像が設置されたところ、市民から「生徒がまねしたらどうする」などとクレームが寄せられた。そもそもこの像の設置目的が「若者の早すぎる恋愛が横行していることへの問題提起」だったということからも、その保守的な考え方の度合いがうかがい知れる。

しかし、そんな中国ではおよそ信じられないような写真が、日本のネット上に出回っているという。それは、中国の中学生カップルが校内で抱き合ったり、あるいは男子生徒が女子生徒を膝の上に乗せたりして熱烈なキスをしているというものだ。見ているこちらが気恥ずかしくなるようなアツアツぶりだが、中には複数組のカップルが同時に写っている写真もある。

この写真に、日本のネットユーザーからは、「何してんだよ」「頭おかしいだろ」「中国に生まれりゃよかった」「この子らの親が見たらどう思うだろうね」「日本ならうらやましいけど、中国だからそうでもない」「カメラ全然気にしてないのな」「学力の差が大きいから、底辺の生徒はとっくにあきらめて毎日遊んでるんだよ」といったコメントが寄せられたという。

対して、中国のネットユーザーからは、「こんなのほんの一部だよ。中国の学生が保守的だという伝統は有名だろ」という声がある一方、「うちの中学でもこういうのがいたよ。高校は進学校だったから見なかったけど」「中国では小学生もすでにこうなり始めてる」といった声もある。そのほか、「学校の環境と大きな関係がある。娘の中学生のころのクラスメートは汚い言葉を使うレベルの低い人間が多かった。だが、良い高校に合格してからは、娘もまじめになった」「高校入試が一つの分岐点だ。成績の良い生徒は進学し、悪い生徒は卒業までだらだらと過ごす」といった見方も寄せられている。

社会の風潮は依然として保守的とはいえ、最近では地下鉄の車内で学生同士がいちゃつく様子がたびたび写真に撮られて、ネット上をにぎわしたりもしている。小学校高学年の4人に1人が異性と交際している日本と同様、中国でも恋愛の低年齢化が進んでいるようだ。(翻訳・編集/北田)