18日、米国による地上配備型ミサイル迎撃システムの韓国配備に対し、中国は最新鋭武器の研究開発を加速させている。資料写真。

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2016年8月18日、米市場調査機関・世界リスク研究所がこのほど発表した文書によると、米国による地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の韓国配備に対し、中国は最新鋭武器の研究開発を加速させている。環球時報(電子版)が伝えた。

韓国・聯合ニュースによると、中国はTHAADに組み込まれた長距離ミサイルの予測レーダー「AN/TPY−2」を警戒。中国内陸部の情報を探られるとの懸念を抱いている。中国も対抗して超音速ミサイルシステム「HGV」、複数弾頭ミサイル「MIRV」などの開発を加速させる見通しだ。

文書では「THAADの初期段階では、MIRVを探知したとしても防ぐのは困難」と指摘。中国は現在、重点地区への配備をにらんで中距離ミサイル搭載HGVの実験を行っている。将来的には米本土も攻撃範囲内に据える予定。実現した場合、THAAD自体の監視効果が薄れる可能性が出ている。(翻訳・編集/大宮)