■連載/ペットゥモロー通信

犬はニオイを感じ取る大脳の器官が発達

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犬の脳は、自分の意志で命令を出す大脳、瞳孔反射の役割を担う中脳、体のバランスを整える小脳、食欲や自律神経・体温調節をする間脳、心臓や呼吸の働きを担う延髄、呼吸や排尿の役割を担う橋などから出来ています。形こそ違いますが、基本的には人間と犬の脳はほぼ同じパーツで成り立っています。

ただし、脳の働きに関しては犬と人間は異なります。例えば、人間が犬に比べ発達しているのが大脳。なかでも理性をつかさどる前頭葉が特に発達しており、高い道徳性によって本能を抑えることができると言われています。

一方、人間より犬のほうが発達しているのがニオイを感じ取ることの出来る大脳の器官、嗅脳(きゅうのう)です。犬の嗅覚が発達しているのはこのためです。優れた嗅覚は、食欲・性欲など種の繁栄に重要な機能と言われています。

人間と犬の脳、それぞれに特徴があるのです。

文/大原絵理香(ペットゥモロー編集部