不快な蚊をスッキリ撃退!今年こそかゆくない、快適な夏を!

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毎年夏になると悩まされる、イヤな蚊。
刺されると赤く腫れ上がる見た目、かゆみ、耳元で聞こえる羽音…どれも気になりますよね。

また、ただ不快なだけではなく、昨年まではデング熱、今年はジカウィルスなど蚊を媒介とした病気も話題になりました。しっかりと対策をしたいところですね。

蚊についての知識と蚊よけ対策、刺されてからの効果的な対処法を紹介します。

日本には蚊が2種類いる!

現在、日本では主にアカイエカとヒトスジシマカの2種類が知られています。
どちらも刺されると痒くなるのは同じですが、アカイエカは家の中に潜むことが多く、暑さに弱いのが特徴。30度以上だと活動が鈍くなります。
逆に、ヒトスジシマカは暑くても活発。薮など、自然の中にいることが多い蚊です。

どちらにも言えるのは、風に弱いこと。
蚊は微風でもあおられ、まっすぐ飛ぶことができません。そのため、無風のとき、立ち止まっているときが要注意です。

薄手の布やストッキングの上からでも刺してくるので、着ているから大丈夫と油断しないように。
アカイエカは褐色、ヒトスジシマカは黒色、どちらも暗い色をしているので、黒い服を着ていると、とまっても見えづらいので刺されやすくなりますよ。

蚊に刺されるとどうかゆくなる?病気は?

蚊に刺されて痒くなる症状にも種類があります。
一つが、刺されてすぐに腫れてかゆくなる「即時型反応」。
もう一つは、翌日以降に大きく腫れあがって熱を持つなどの症状が出る「遅延型反応」です。

成人はだいたいが即時型反応ですが、子供と一部の体質の成人は、「遅延型」の場合があります。
加えて、「即時型プラス遅延型」という場合もあるので、刺されたら様子を見ておくようにしましょう。

蚊の一番嫌なところはかゆさですが、恐ろしい病気も媒介します。
少し前に話題となったデング熱、オリンピックでも心配されているジカウィルス。
これらは、日本ではヒトスジシマカが媒介する可能性があります。
また、アカイエカは、人ではなく犬に対し、フィラリアという病気を媒介し、こちらも病院での検査、治療が必要です。

おうちでの効果的な虫よけ対策とは?

蚊には刺されないことが一番です。といっても毎年、一つ刺されてから「虫よけ対策をしなくては…」と気づくことが多いですよね。

定番から最新までの、虫よけをご紹介しましょう。

一番多く使われているのが、ベープマットなどの据え置きタイプ。
いつの間にか薬剤が空にならないよう、ときどきチェックしましょう。
電池式のものは、キャンプでテントの中でも使うことができますね。
私はアウトドアの帰り、車の運転席の足元に置いておきます。運転中、潜んでいた蚊に脚を刺されると、かゆくて運転が危ない場合があるので、ご参考までに。

据え置き型の最新式では、2016年4月、世界で初めて発売された、蚊取り機能付き空気清浄機があります。
ブラックライトで蚊をおびき寄せて空気清浄機の中に吸い込み、粘着シートにくっつけてしまうという仕組み。
薬剤を使わないので、赤ちゃんやペットにも安心です。

昔ながらの蚊取り線香も、侮れません。
火を使うのが心配という声もありますが、風のないところなら、どこに置いても比較的安全です。
煙がまんべんなく広がっていくので、広い範囲に効果的。香りが夏の風物詩でもありますね。

据え置きタイプのものは、実は置く場所にコツがあります。
蚊は、家の中では体色を生かし、テーブルの裏や部屋の隅の影ができるところなどに隠れる性質があるのです。そのような場所の近くに虫除けを置くと、効果的です。

虫よけになるハーブを置くのも一つの手。
蚊取り線香も「除虫菊」という植物が原料ですが、ゼラニウム、レモングラス、ニーム、そして料理でお馴染みのバジルも、生のままで、蚊が嫌う匂いを出します。
アロマオイルもいいですが、育てて楽しみながら蚊を寄せ付けない、というのもいいですね。

外出時の虫よけ対策は?

次は、外で肌を守るものを見ていきましょう。

王道は虫よけスプレーですね。
以前は缶入りのスプレータイプがほとんどでしたが、薬剤を吸い込む心配から、シートタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ、日焼けどめと一体になった塗りつけるタイプのものまで出ています。これらは携帯にも便利です。
また、吹きつけるタイプでも、ミストタイプのものを選べば、スプレー缶よりも空容器を捨てるのが簡単で、また中身が見えて内容量が分かるのでオススメです。

ただ、これらの虫よけの多くは、ディートと呼ばれる化合物が有効成分。
人体、特に小さな子供にはよくないと言われており、長時間つけたままにしないよう注意喚起されています。
ディートが使われていない商品もあるので、表示を確認しましょう。

科学薬品が心配な人は、虫よけを自作することもできます。
ハッカやユーカリ、レモングラスの香りが虫よけに効果的。
これらのオイルと精製水を混ぜ、スプレーして使います。

虫よけは香りが命。汗で流れると効果がなくなるので、こまめにつけ直しましょう。
日焼け止めもつけるなら、虫よけが後です。

蚊が狙うところは、人間が気づきづらいところです。足首、二の腕の後ろ側などが主ですが、視線が届かない顔の横、首筋なども死角となるので、塗り残しがないように。

刺されちゃったらどうすればいい?

いくら気をつけていても、不意に蚊に刺されてしまうことはあります。
遅延型の場合は病院に行くこと、即時型タイプは、気づいたらすぐに薬を塗り、かゆみを抑えることが一番です。

冷やす方法もありますが、冷却後、かゆみがぶり返すのでおすすめできません。
反対に、50度くらいの熱を当てる、というものもあります。
水を含ませたおしぼりなどをレンジで1分チンして、患部に火傷しないよう当てます。
50度の熱で蚊の毒素が分解されると言われており、こちらは効果ありとする人が多いです。

とにかく大事なのは、かゆくてもかかないこと。
かき壊してかさぶたになると治りづらく、一夏残ってしまいます。
かかないために、患部に虫刺され用のパッチを貼ることを強くおすすめします。
何かが触れてしまうとかゆさを思い出してかいてしまうので、パッチを貼って何も触れないようにして、忘れてしまうのです。
さまざまなメーカーの中でも子供用ムヒパッチが一番大きく、患部を広くカバーできます。
パッチがない、外出先でドラッグストアがないときは、応急処置でセロハンテープを貼ってしまうという人も。
文具を貼るの!?と思いますが、パッチと同じ効果があって値段も安く、あくまでも応急処置としてなら良いそうです。
かぶれが心配なので長時間の使用はNG。いざというときの対策として覚えておきましょう。

毎夏、蚊との戦いは終わりませんが、対策法はたくさんあります。
今年こそかゆくない夏を過ごしましょう!

Written by Gow! Magazine編集部