19日、リオデジャネイロ五輪のレスリング女子53キロ級で、絶対王者の吉田沙保里がまさかの銀メダルに終わったことを、中国メディアも伝えている。資料写真。

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2016年8月19日、リオデジャネイロ五輪のレスリング女子53キロ級で、絶対王者の吉田沙保里がまさかの銀メダルに終わったことを、中国メディアも伝えている。

吉田は決勝でヘレンルイーズ・マルーリス(米国)と対戦。序盤に1点を先制するも、その後4点を奪われ、反撃も実らず敗れた。試合後には「自分の力が出し切れなくて悔しい。応援してくださった方に申し訳ない」と涙ながらにインタビューに答えた。

中国メディア・騰訊体育は、「日本の国宝級レスリング選手・吉田沙保里が金メダルを逃した。この世界大会15連覇というギネス記録を持つ伝説の選手が王座から陥落し、一つの時代が終わりを告げた」と伝えた。

また、吉田を「日本、ひいては世界のレスリング史上最も優秀な選手の一人」と紹介。これまで圧倒的な強さを誇ってきたことや、亡くなった父に今大会の金メダルを捧げることだけを目標に戦ってきたことにも触れた。

記事は、吉田が表彰式やその後の記念撮影でも涙を抑えきれなかったことに、「吉田、そして日本チームにとって暗澹(あんたん)たる1日となった」とする一方で、「吉田はかつて東京五輪への意欲を口にした。おそらく、すべての日本のスポーツファンが4年後、霊長類最強女子のリベンジを期待しているだろう」と結んでいる。(翻訳・編集/北田)