お盆休みも後半戦に突入ですね。
帰省先でゆっくりハネを伸ばしたり、ご先祖の霊を弔っている方も多くいらっしゃるでしょうが、明日の土曜日は高速道路などの大渋滞が予想されます。適度に休養をとりながら、安全運転を心がけてくださいね。
さてさて、最近ではモンスター(化け物)を集めなど、世界的に妖怪が大流行の様子。
そこで皆さんは、この「化け物、幽霊、妖怪」という言葉の違いを知って使っていますか?
せっかくですから、近親者の精霊を、生前過ごした家に迎えて供養するお盆の時季に、それらの言葉の意味をいま一度確認してみましょう。

「幽霊・化け物・妖怪」は人間にとって怖い存在。違いはどこあるのでしょうか?


言葉の意味を辞書で調べてみよう!

広辞苑によると……
ゆうれい【幽霊】
死んだ人の魂。死者が成仏し得ないでこの世に姿を現したもの。
ばけもの【化け物】
狸・狐・猫などが化けて怪しい姿をしたもの。
ちなみに、おばけ【御化け】は、化け物と同義で使われます。
ようかい【妖怪】
人知では解明できない奇怪な現象。または、異様な物体。
ゲゲゲの鬼太郎でおなじみ水木しげる氏の定義によると……
【幽霊】
人間が死んだのち、その恨み・執念が人の形となりこの世に蘇ったもの。
【御化け】
何かが他のものに化けたもの。
【妖怪】
怪しい生き物。怪現象を全部ひっくるめたもの ……なのだそう。非常にわかりやすいですね。

お盆はご先祖様の魂が帰ってくる日

お盆はご先祖様の魂が帰ってくる日


夏に怖い話をするのはなぜ?

「怖い話」といえば夏に行うイメージがありますが、それは一体なぜなのでしょう。
ご先祖様を迎え入れるお盆は、季節柄、怖い話がぴったりというのが理由のひとつです。
もうひとつは、科学的な理由。
それは、怖い話を聞いて緊張状態になると、血管が収縮し、表面の体温が低下します。
そして、周囲の気温が高ければ高いほど気温差を感じ寒く感じるため、暑い夏に涼を求めて怖い話をするというわけです。
ちなみに、夏に行われることが多い行事に「肝試し」がありますが、その起源は平安時代といわれています。
江戸時代には、武士の子どもたちの精神を鍛える目的で、夜に処刑場を訪れるなどの度胸試しが行われていました。
── 「幽霊・化け物・妖怪」の分類には諸説あります。そもそも目に見えないものを分類すること自体難しいことなのかもしれません。
ひとつ言えるとするならば、幽霊は「人間の魂が人間の姿となって現れたもの」ですから、得体のしれない妖怪や化け物とは異なる存在だということです。
参考:妖怪大百科

肝試しは日本独自の文化

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