「ゴルフの人気を高めたい!」。大きな夢をもって残り2日間に挑むアディティ・アショク(撮影:福田文平)

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<リオデジャネイロ五輪ゴルフ女子 2日目◇18日◇オリンピックゴルフコース(6,245ヤード・パー71)>
 インビー・パーク(韓国)、ステイシー・ルイス(米国)らかつての女王たちが上位に居並ぶ五輪女子ゴルフのリーダーボード。その中に見慣れない名前がポツリとあった。インドのアディティ・アショクがトータル6アンダーで8位タイと、メダル争いの中で2日目を終えた。
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 アショクは2016年の1月にプロ転向したばかりの18歳。現在は欧州女子ツアーを主戦場として将来の米LPGAツアー参戦を目指している。ゴルフとの出会いは地元インドのバンガロール。「レンジを見下ろすレストランで朝食をしていたことがあって、ある日、そこを歩いてみて、ゴルフの楽しさに出会ったの」。その後メキメキと頭角を現し、アマ時代から五輪代表入りを目標にランキングを上げてこのリオへの切符をつかみとった。
 インドのスポーツはクリケットが話題の中心を占めており、ゴルフへの注目度は決して高くない。それだけにこの五輪を大きなチャンスとしてとらえている。 「インド出身の女子ゴルファーがメダルを取ったら、ゴルフの人気を大きく上昇させることになる。国内だけではなく、世界的にね。それがわたしの願うところ」。第一人者となる夢をかなえようとする18歳の躍進は、メダル争い以上の大きな意味をインドゴルフ界にとって持つことになる。
 「インドのゴルフは5、10年前よりは飛躍的に発展している。でも、わたしたちが思っていたほどではない。ゴルフ場の絶対数が不足しているし、ゴルフをするジュニアの数も足りない。他のスポーツと比較してもお金がかかるし、グラスルート(草の根)のレベルではないということね」。
 18歳の描く五輪メダルの夢。叶えば一気に道は開けていく。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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