家族性乳がん検査の被験者募集 唾液で遺伝子を調べ発症リスクを探る

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 多くの日本人が罹患するがん。誰もが発症するリスクがあるが、家族にがん経験者がいる人は、そうではない人よりもリスクが高いかもしれない。アメリカの女優アンジェリーナ・ジョリーさんの公表で認知度が高まったBRCA1/2(家族性乳がん)は、母から娘へと受け継がれることが多いといわれている。しかも、30〜40代の比較的若い時期に発症するケースが多いが、家族性乳がんは遺伝子検査で陽性かどうかを調べることが可能だ。そこで、遺伝子検査をより多くの人がもっと手軽に行えるようにするために、ジェネシスヘルスケア(東京)は家族性乳がんの唾液による遺伝子検査法を確立すべく、被験モニター80人を募集している。唾液を使った検査では、従来の血液採取による検査と比べて、安価でしかも痛みなく行えるという。

 募集している被験者の条件は、1)被験者本人が乳がんを発症し、かつ2親等以内に乳がんもしくは卵巣がんの罹患者がいること 2)年齢が35〜60歳の人。ただし、発症年齢は45歳以下であること 3)家族性乳がんが疑われている場合かつ、年齢が35〜60歳であること――のいずれかに該当する人。検査の解析に必要な費用は、ジェネシスヘルスケアが負担する。共同研究の期間は、2018年7月31日までの2年間を予定している。