tv_20160819115945.jpg

写真拡大

「けさは涙、涙でした」と司会の小倉智昭は伝えた。レスリング女子53キロ級で、吉田沙保里選手はオリンピック4連覇をかけた決勝で敗れ、銀メダルに終わった。試合が終わっても吉田はしばらく立ち上がれず、観客席で応援した家族に駆け寄り大泣きした。

吉田は幼い頃から指導を受けてきた父・栄勝さんをおととし(2014年)に亡くし、リオでの連覇はその父親への恩返しでもあった。30歳をこえて体力の衰えも感じ、他の試合を避けてリオ五輪に絞っていた。栄和人監督は「体力が落ちる中で進化を求める努力でリオに向かっていた」と話している。

打倒吉田に燃えていた対戦相手マルーリス

決勝の相手、アメリカのマルーリス選手に吉田の必殺技「高速タックル」をとことん研究されていた。レスリング解説の山本美憂さん(元レスリング選手)は「マルーリスは3、4年前から吉田、吉田と言っていました。頭を合わせる位置と手の指をつかむことでタックルを防ぐ壁を作っていましたね」と分析する。

吉田は試合後、「申しわけないです。ごめんなさい」「銀メダルで終わるとは思わなかった。悔しい」と語った。

小倉「日本のレスリングは吉田とともに歩んできた。胸を張って帰って来てくれると思います」