夏はトマトジュース、の時代が来るかも(画像はカゴメプレスリリースより)

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トマトジュースを一定期間飲み続けると、「日焼け」によって暗くなった肌の色調の回復が、早まる可能性があるとする研究結果を、カゴメが発表した。

「日焼け」は、紫外線を浴びた肌に起きる一連の変化の総称。一般的に、肌は紫外線を浴びると炎症を起こして赤みを帯び、さらに時間が経過するとメラニン色素が皮膚に沈着し、肌の色調が暗くなり、いわゆる「日に焼けて黒くなった」状態となる。

海外で発表された先行研究では、トマトジュースを飲むことで紫外線によって生じる肌の赤みを抑制することが報告されており、肌質が異なる日本人でも、同様の結果が確認できるかを検証するため、25歳以上50歳未満の健康な日本人の男女75人を対象に実験をおこなった。

被験者は「12ミリグラムのリコピンを含むトマトジュース」「24ミリグラム以上のリコピンを含む高リコピントマトジュース」、「2ミリグラム以下のリコピンを含むトマト漿液飲料」のいずれかを1日160グラム(ジュース1缶)摂取するグループに分類。

12週間摂取した後、上腕の内側に紫外線を照射した際の肌の赤みと明度、メラニン量を測定し、肌の色調を評価した。

その結果、どのグループでも肌の赤みに有意な差は確認できなかったが、トマトジュース(トマトジュース、高リコピントマトジュース)を飲んだグループは、トマト漿液飲料を飲んだグループに比べ、紫外線を浴びて暗くなった肌の色調の回復が促進されていることがわかった。

カゴメは、トマトジュースに含まれるなんらかの成分により、メラニンの生成が抑制された可能性が考えられるとしている。発表は、2016年6月25日〜26 日に開催された「第30回 日本カロテノイド研究談話会」で公表された。研究会等での発表は、予備的な研究とみなされる。

(Aging Style)