カザフスタンの草原でエジプトのピラミッドに似た“お墓の跡”が発見される

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中央アジアに位置するカザフスタン。その草原で発見された階段状のお墓(霊廟)の写真が公開され、話題となっている。

5段あった階段状のピラミッド

その霊廟が見つかったのは、カザフスタンの中央部にあるKaraganda地域。

これは青銅器時代の後期に、強大な力を誇った地元のリーダーを埋葬するために作られたと考えられている。

Facebook/Виктор Новоженов

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すでに構造物は崩れているが、もともとは土と石で作られた5段ある階段状のピラミッドだったと推測され、高さ2m、14m×15mの面積があったとか。

調査を手伝った考古学者のViktor Novozhenov氏によれば、このピラミッドは今から約3000年より前に建てられたと思われるが、エジプトのものよりはかなり小さいという。

今後は石室の内部を調査する予定

実はお墓は昨年発見されていたが、今まで調査中だったため詳しい内容や画像なども明らかにされていなかった。

しかしすでにKaraganda州立大学のSaryarka考古学研究所の調査員らが、構造物のある敷地やその周辺を調査。

近くにあったお墓からは、土器やナイフ、青銅器などが発見されたという。

Facebook/Stanisław Wojciechowski

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そして今後は、直径約7m以上あるとみられる石室を開け、内部を詳しく調べる予定だとしている。

最も古いピラミッドではない

これまで最も古いとされてきたのは、約4700年前にエジプトで作られたジェセル王のピラミッド。

一部の報道では、今回調査が進められたお墓が世界で最も古いピラミッドとされたが、Novozhenov氏はLIVESCIENCEの中でそれを否定している。

しかしなぜエジプトから遠く離れた場所で、似たような階段状のピラミッドが作られたのか興味深い。どのような関係があったのか、または独自に作られたのか、今後の調査に期待したい。