17日、韓国メディアによると、米紙の記者が潘基文国連事務総長の故郷を訪問後、「北朝鮮かと思った」との冗談交じりの感想をつづり、注目を集めている。写真は潘基文氏の肖像画。

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2016年8月17日、韓国・ノーカットニュースなどによると、米紙の記者が潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の故郷を訪問後、「北朝鮮かと思った」との冗談交じりの感想をつづり、注目を集めている。

ワシントン・ポスト紙の東京支局長アンナ・ファイフィールド氏は15日、潘事務総長の故郷である韓国忠清北道陰城の訪問記を同紙に掲載した。この中でファイフィールド氏は、「潘基文事務総長に対する陰城の愛情は、キムチに対する韓国人の愛着のようだ」「記念モニュメントなどのおかげで北朝鮮かと錯覚しそうだが、ここは韓国だ」などとつづっている。

同地を列車で訪れると「陰城は国連事務総長である潘基文の故郷だ」と書かれた巨大な看板が出迎え、車で向かうと頭部を大きくデフォルメした潘氏の銅像に迎えられる。銅像を目印に右折すると潘基文通り。通りには潘氏の笑顔がデザインされた広告看板のほか、近く開催される「潘基文カップ テコンドー大会」の告知看板が目に付く。

陰城には復元された潘氏の生家はもちろん、氏の生涯を紹介する博物館もある。博物館で潘氏は「韓国の誇りであり世界平和の新たな場を描き出した人物」と紹介されており、パンフレットには潘氏の19の名言が記されている。

一通り施設を見て回ったファイフィールド氏は「金日成(キム・イルソン)主席を称える北朝鮮の博物館や記念モニュメントなどを見た人であれば混同しかねないが、ここは韓国なのだ」と驚きをつづった。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「北も南も民族性は同じ。一度夢中になるとどこまでも突き進んじゃうんだよね」
「亀尾(慶尚北道の市)に行ってみることをお薦めするよ。北朝鮮で崇拝される金日成と変わらない、半神半人とあがめられる朴正熙(パク・チョンヒ元大統領)の出身地だ」
「北朝鮮かと思ったというのはつまり、後進国らしかったということ」

「南も北も、個人崇拝と偶像化は得意」
「潘氏が韓国のためにしたことは何かあったかな?」
「恥ずかしいという気持ちにしかならない」
「ここまでくると、韓国人でも北朝鮮かと思うよ」

「潘事務総長はこんな記事を見て喜ぶんだろうな。嘲笑されているとも知らずに」
「ああ、後進国でよく見られる実在の人物の偶像化。銅像に壁画に…」
「陰城の町は理性がまひしちゃってるみたいだ」
「韓国国民みんながこのレベルかと思われる」(翻訳・編集/吉金)