日本の国民食ともいえるカレー。煮込んでしまえば、なんでもそこそこ美味しくなるが、できれば満足いく味に仕上げたい。せっかくの大好物なのだから、気持ちよく食べたいものだ。

そこで、Jタウン研究所は、「カレーの『いらない具』といえば?」をテーマに、都道府県別のアンケート調査を行った(総得票数1305票、2016年7月21日〜8月18日)。はたして、その結果は――。

トップは「ゆで卵」


「カレーのいらない具」ランキング

1位は、なんにでも合いそうな「ゆで卵」(得票率27.7%)。以前の「苦手なポテトサラダの具」調査では最下位(0.7%)、「いらないラーメンの具」でも最下位(1.6%、選択肢名は「たまご」)だったのに、まさかのワーストワン。もしかして土俵を選ぶ食材なのだろうか。

とはいえ「ゆで卵」は、トッピングとしてのイメージが強く、カレーの必須食材ではない。となると、次点のじゃがいも(23.3%)が、実質的な「不要な食材」トップと言えそうだ。北海道の名産品であるが、ご当地でも24.1%が投票(トップは、ゆで卵)。全国平均より高く、道民の4人に1人が、いらないと判断している。

3位には、シーフード(17.3%)がランクイン。魚介類特有の生臭さもあって、あまり好まない人は多い。4位には、じゃがいもと並ぶ「カレーの雄」、にんじん(11.1%)が入っている。

その他(6.6%)をはさんで、ここからはお肉ゾーン。カツ(4.8%)を筆頭に、鶏肉(3.4%)、牛肉(2.6%)、豚肉(1.8%)とダンゴ状態になっている。今回、「カツ」の種類は細分化しなかったが、トンカツかチキンカツか、それともビフカツか......といった点も、好みがわかれそうだ。

そして最下位。もっとも「いらなくない具」に選ばれたのは、たまねぎ(1.4%)だった。あめ色にいため、煮込む過程で、ルウと一体化してしまう食材。人々から愛されているというよりも、あまり意識されていないのかもしれない。「必要な具」ランキングを行ったら、評価は変わってきそうだ。

「鶏肉」「シーフード」が同率の県も

では、地域差を見てみよう。多くの都道府県で「ゆで卵」がトップ。ゆで卵の不人気ぶりは全国的で、そこに東日本であれば「じゃがいも」、西日本は「シーフード」がトップ争いに絡んでくる。

そんななか、他県とは違った結果が出たのが石川県。シーフードと同率(40.7%)で、鶏肉がランクインした。全国平均の3.4%と比較すると、きわめて高い数値が出ているが、その理由はわからなかった。

ちなみに石川県のご当地グルメに「とり野菜みそ」があるが、こちらの「とり」は「(野菜や栄養を)摂る」ことが由来で、鶏肉とは関係がない。もし、「鶏肉がいらない」理由をご存じの県民が居れば、Jタウン研究所までご一報を。