16日、韓国メディアによると、観光スポットとして人気を集めている山中の散策路に、観光客らを不愉快にさせる内容の案内板が立っている。資料写真。

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2016年8月16日、韓国・聯合ニュースなどによると、観光スポットとして人気を集めている山中の散策路に、観光客らを不愉快にさせる内容の案内板が立っている。

物議を醸しているのは、忠清北道槐山郡の山中に整備され郡を代表する観光名所となった散策路「サンマギ昔道」。30分ほど昔道を歩いた所に虎が住んだ穴とされる「虎の穴」があり、「冬には雪の上に虎の足跡が残され、1968年まで虎が出入りしすんでいた穴。サンマギ昔道を作った林各洙(イム・ガクス)郡守(郡の長)が、青年時代やりを持ち狩りに通った場所だ」との解説を記した案内板が今年初めに立てられた。

記事によると、ここを訪れる観光客の大部分はこの案内板に当惑し首をかしげるという。家族と久しぶりに同地を訪れた52歳の男性は「税金で造成した観光地を郡守が作ったと表現すること自体が常識から外れた発想」とし、「多くの人が訪れる場所で郡守の個人的な内容を紹介するのは適切でないし、郡守を偶像化しているようにも思え不愉快だ」と感想を語った。また槐山郡の住民も「林郡守がここを作ったとか虎の穴で狩りをしたと案内板まで立てるのはやり過ぎ。観光客の誘致にも役立たない」と語っている。

問題の林各洙氏は1947年槐山郡生まれ。06年に初当選以来3期連続で槐山郡守を務めるが、2014年の地方選挙を前に1億ウォン(約920万円)の収賄容疑で起訴され、今年5月控訴審で懲役5年の判決を宣告されている。

報道を受け、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「公務員が郡守にこびてるんだね。北朝鮮かと思ったよ」
「案内板を追加しよう。郡守になった後、腐敗の度が過ぎたために拘束され収監中」
「全国の市長、郡守、区長が読むべきニュースだ」
「そのうち郡守の銅像もできそう」

「槐山で第2の金日成(キム・イルソン)が誕生か」
「ははは。誰の指示でこんな文章が作られ、誰が許可をしたのか。責任を問うてクビにすべきだ」
「忠清道ではこういうことがまかり通る」

「郡守は昔、雲に乗って移動してたんだろう」
「あまりに幼稚。今は朝鮮時代か、はたまた高麗時代か?これだから地方自治体なんて不要だと言われるんだよ」
「その時代にやりって…。マンモスでも捕まえた?」
「思い切り現代なのになぜやり?狩りなら石おのでやったと書くべきだったのでは?」(翻訳・編集/吉金)