18日、ブラジル・リオデジャネイロ五輪テコンドー女子49キロ級で金メダルを獲得した韓国のキム・ソヒの試合姿勢などをめぐり、韓国のネットユーザーから批判の声が相次いでいる。資料写真。

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2016年8月18日、韓国・デイリーアンなどによると、ブラジル・リオデジャネイロ五輪テコンドー女子49キロ級で金メダルを獲得した韓国のキム・ソヒの試合姿勢などをめぐり、韓国のネットユーザーから批判の声が相次いでいる。

キム選手は大会第13日の17日、決勝でセルビアのティヤナ・ボグダノヴィッチを7−6で下し、韓国テコンドー界に今大会初の金メダルをもたらした。輝かしい成績に冷や水を浴びせるような声が寄せられる背景には、決勝を含めたキム選手の「勝ち方」がある。キムは準々決勝で世界ランキング2位のタイの選手と対戦、劣勢で試合が進んだものの試合終了4秒前に3点を追加し逆転勝ちした。また、フランスの選手と当たった準決勝では、ゴールデンポイントが適用される延長で得点し辛うじて勝利した。

これらと比べれば決勝は終始優勢に試合を進めたものの、2ゲームを先取しての3ゲーム目、勝ちを意識したキムは消極的に試合に臨み、競技終了直前には何度も警告を受けるに至った。また、競技終了と同時に相手ベンチがビデオ判定を要請したものの、受け入れられないまま勝敗が決まるという後味の悪さも残る決勝だった。

記事によると、序盤に点数を重ねた選手が消極的な姿勢になりやすい点は以前からテコンドー界で問題となっており、これによりテコンドー自体が「つまらない」という認識も広まっていた。世界テコンドー連盟はこうした「偏見」を除くため、今大会に向け得点制度や競技場に変更を重ねてきたものの、ふたを開けてみれば4年前のロンドン五輪とそう変わらないという声が大勢だという。

記事は、キム・ソヒはそうしたルールの中で戦って勝ったのであって、競技のつまらなさから選手を非難することはできないとしたが、テコンドーを国技とする韓国のネットユーザーからはテコンドー界やキム選手を非難する声が相次いでいる。

「こんな試合の仕方ではテコンドーが最悪の種目になりそうだ」
「いくらなんでもこれはない。これがテコンドーと言えるか?小学生のうちの娘の方がちゃんとやるよ」
「つまらないだけでなく、このままだと五輪の精神に反するスポーツと言われかねない。もうテコンドー自体廃止すべきだ」

「勝つことはすごいとは思うけど、これで勝てるなら僕でも金メダルが取れそう」
「正直なところ、疑問が残る判定がいくつもあった。それと絶対に否定できないのは、テコンドーが見るに堪えないくらいつまらないスポーツだということ」
「一国家を代表する選手なら、姿勢や根性、実力は基本だ。キム選手の基本がなっていたと感じる国民はどれだけいるだろう」

「史上最も恥ずべきメダルだ」
「柔道みたいに、3回警告を受けたら反則負けになるようルールを変更すべき」
「五輪は見ていて楽しめるし感動をもらえるもののはず。なのになぜそれがないんだろう?なぜため息ばかり出るんだろう?」
「テコンドーを五輪種目にするくらいなら野球を採用してくれ」(翻訳・編集/吉金)