赤ちゃんの言葉が遅い原因って?上手に言葉を引き出すコツとは?

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赤ちゃんが言葉を話し出すのは、個人があり、早い子もいれば遅い子も。「うちの子より小さい子がもう喋ってる!」なんて、親なら誰しもわが子とよその子を比べて焦ってしまうことがありますよね。

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今回は、赤ちゃんの言葉を引き出すためにできることや言葉の遅れで気をつけたいポイントをご紹介します。
赤ちゃんだって話したい!その思いを引き出そう
赤ちゃんは1歳前後から意味のある言葉を話し出します。生後2ヶ月頃から、「あ〜」「う〜」といった母音だけを発するクーイングを始めます。次に「ばぶばぶ」といったもう少し複雑な喃語(なんご)を話し始めるでしょう。

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生後10ヶ月頃から指さしなどの身振りによる意思伝達が始まり、1歳3〜4ヶ月頃には、90%の赤ちゃんが1単語以上を話せるようになるそうです。

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赤ちゃんが「言葉」を発するようになるのは、お母さんや周囲の人たちのマネをして上手になっていくのです。口を見て、音を聞き、それを覚えてアウトプットを繰り返し、だんだん言葉に近づいていきます。

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赤ちゃんの「喋りたい」という思いを引き出すためには、たくさん話しかけてコミュニケーションを取ることが大事です。ゆっくりわかりやすいように話しかければ、それだけ多くの経験を得られます。赤ちゃんは喃語のうちから喜怒哀楽を表現しますので、上手に気持ちを汲み取って会話してあげましょう。
言葉を話すのは男の子のほうが遅いってホント?
「男の子は話し出すのが遅い」とよく言われますが、本当に女の子より男の子の方が言葉を話し出す時期が遅いのでしょうか?

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赤ちゃんが産まれると「女の子はピンク」「男の子はブルー」といった具合に、服や小物などが性別によって色分けされることが多いと思います。それは親自身が意識せずとも、既に刷り込まれている文化的背景が影響しているせいでもあります。

「女の子は話し出すのが早い、男の子は話し出すのが遅い」と言われるのも、そういった刷り込みが大きな理由のようです。

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もちろん性別による違いはあります。体格の違いや、男の子は活発、女の子はおっとりしているというような男女差は性ホルモンの違いから来るものです。

しかし、本来、赤ちゃんの間に言葉の出方や運動能力に関しての男女差はほとんどないようです。
なかなか話し出さない原因として考えられるもの
言葉遅れの背景には早産だったなど、出生から考えられる原因もあります。予定日より2ヶ月早く産まれた赤ちゃんなら、今1歳だけど、予定日から計算すると成長は生後10ヶ月頃に相当する、と考えます。大きくなるにつれ、他の子との成長差は目立たなくなっていきますが、1、2歳までは若干の遅れが生じると見ていいでしょう。

こんなときは気をつけたい!言葉遅れの原因とは?
赤ちゃんのうちの言葉遅れは、ほとんどが成長とともに心配なくなりますが、中には気をつけたいケースもあるようです。難聴や何らかの障害がある場合は、言葉自体が聞こえない、理解出来ていない可能性があります。

もし、医療機関で言葉の遅れを診察してもらう場合は、体の全体的な発達も含めて判断されます。不安な要素があるのでしたら、生活の中でのアドバイスやトレーニング方法など、しっかり教えてもらいましょう。

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また、聴覚や理解力に問題がないのに3歳を過ぎても言葉が出ない子は「発達性言語障害」の可能性があります。しかし、ほとんどの子が、その後の成長とともにおしゃべり上手になるようです。スタートが遅れただけで、「ある時期を過ぎたら急におしゃべりになって親がついていけない」なんて子もいるので深刻に考えすぎる必要はないでしょう。

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成長のスピードには個人差があり、その子の個性でもあります。喜んだり悲しんだり、一番翻弄されがちな乳幼児時代はあっという間に過ぎ去ってしまいます。子どものペースに合わせ、ゆっくりとその成長を見守っていきたいものですね!

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(プロフィール)

アヤナ

企業受付を経て現在子育て真っ最中。5歳長女と2歳長男の母として走り回りながら恋愛系コラムを中心に執筆している。特技は自分の子供たちと真剣に遊んでいると、知らない子たちが集まってしまうこと。

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