フランス料理、トルコ料理、中華料理を世界3大料理と呼ぶことがあるが、これらの国へ旅行に出かける人びとにとって、本場の料理を味わうことは大きな楽しみの1つであるに違いない。(イメージ写真提供:123RF)

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 フランス料理、トルコ料理、中華料理を世界3大料理と呼ぶことがあるが、これらの国へ旅行に出かける人びとにとって、本場の料理を味わうことは大きな楽しみの1つであるに違いない。

 世界3大料理の1つに数えられる中華料理を擁する中国だが、高速鉄道の駅弁だけは決して旅人の期待に応えることができない食事であるようだ。中国メディアの中国経済網は16日、中国高速鉄道の駅弁はいつ日本の駅弁と競えるレベルになるのかというテーマについて論じている。

 記事は中国高速鉄道の駅弁のレベルが「かなり低い」ことを認めつつ、この問題の原因が需要側にではなく、供給側にあることを指摘。「中国の多くの高速鉄道は日本の新幹線よりも路線距離が長いため、多くの乗客は長時間にわたって高速鉄道に乗ることを意味しており、簡単に言えば食事に対する需要はかなり大きい」という見方を示した。

 続けて、供給側の問題を解決する手段として「市場競争」を導入することを提言。「新幹線と同じように多くの駅弁業者に競争させれば、中国高速鉄道の駅弁も価格が下がり、種類も豊富になるに違いない」と分析した。

 中華料理は宮廷料理として発達したとされており、美味しい食事を楽しみたいという皇帝の欲が、中国国内の様々な食材を用いた料理を研究また統合させ、さらに多くの料理人を召し抱えて競争させた結果、中華料理は世界3大料理の1つと呼ばれるほどに発達したと言えるだろう。中国高速鉄道には供給側の市場競争が必要であり、中国高速鉄道の駅弁こそ、競争が働かない環境では進歩や発展が失われてしまうことの生きた事例と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)