ポケモンGOながら自転車プレイが増加! 子どもの自転車スマホの危険度が深刻すぎる

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ポケモンGOのスタート以来、ながらスマホの危険が増大している。ポケモンGOやながらスマホが原因の事故、事件のニュースも話題となることが増えた。

夏休みという時期とも重なり、子どもたちがポケモンGOをプレイする時間が増えていることも懸念されている。

特に、子どもは自転車を利用したり、自転車で移動したりすることが多い。
実際、自転車に乗りながらポケモンGOを遊ぶ子どもたちを見かける。

いい機会だから、自転車スマホの危険性について、子どもとよく話し合ってみてはどうだろうか。

●ポケスポット、ジムで片手運転
ポケストップはどこか、ジムはどこか? ついつい気になってスマホを見ながら自転車をこいでしまいそうだが、そうなると片手で運転することになりキケンだ。ふらふらして転倒する危険性もあるし、いざという時にハンドル操作を誤る可能性もある。

ポケモンGO画面が気になり視野が狭くなる
スマホが気になっていると、どうしても周囲に対する注意力が散漫となる。近づいてくる人や車に気付かないとぶつかってしまうかもしれない。特に子どもは歩道を走ることが許されているから、そうでなくても人との接触の危険性は高い。また、周りが見えていないと、ひったくりなんかに遭う危険性もある。

●ポケモン探し、出現で、ノロノロ運転
どこかにポケモンが隠れていないか、気にしながらだとのろのろ運転となる。
最新版のポケモンGOでは、移動時の速度制限がかかるようになったり、一定以上の速度で移動していると使えないようになったり、対策もとられてきた。
しかし、だからといってゆっくり移動すれば、安全ということではない。
なまじ、周囲にあわせずにノロノロ運転されたら、逆に周りの人からしたら大迷惑、危険だ。しかも、ポケモン発見で、いきなり止まられでもしたら、危なくてしかたない。

●仲間とポケモンGO 並んで走行
ポケモンGOを友だちと一緒に楽しむ子も多い。それは良いことだ。
しかし、自転車で並んで話しながら走行されるのは、危険だし、周囲にとっても迷惑だ。歩道を占拠されてしまったら、歩行者は追い抜くこともできない。

自転車スマホは、本人がケガをする被害者になる可能性があるだけでなく、相手にケガをさせる加害者になる可能性がある。

最悪、死に至ることもあるのが自転車の事故なのだ。
人身事故にまで至ることは、自分とは関係ない。そう思うことが危険なのだ。
誰にでも起こりえることなのだ。

ちなみに、スマホを操作しながら自転車に乗る「ながら運転」や、並走は、もともと道路交通法でも禁止されている、れっきとした違反行為だ。
そうでないとしても、人の迷惑になることはやってはいけないだろう。

危険だから、迷惑だから、というだけでなく、きちんとルールを守って自転車に乗るように、子どもにも教えよう。