能力よりも大切!イタリア人に学ぶ「チャンスをモノにする」方法

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意識の高い働き女子であれば、出世や転職などキャリアアップを夢見ているはず。

しかし、真面目に働きキャリアを積んでいるにも関わらず、出世できる人とそうでない人に分かれます。もちろん職種によって必要とされる能力は様々ですが、どんな働き女子も共通して不可欠なことは“チャンスを掴む”こと。

ひとつの決断や機会が、その後のキャリアを大きく変える出来事にもなり得ます。

そこで今回は、宮嶋 勲氏の著書『最後はなぜかうまくいくイタリア人』を参考に、イタリア流“チャンスをモノにする方法”をご紹介します。

ラテン気質で仕事に対してルーズにも関わらず、必ず最後には成果を出すイタリア人から学んでみましょう。

■計画に縛られ過ぎない

<緻密な計画を立ててそれを遂行するということは、それ以外の可能性をつぶしてしまう可能性がある。訪れてくれるであろう多くの幸運の女神を、あらかじめ拒否してしまう恐れがあるのだ。>

今年中にここまでやり、何年後にはこれを成し遂げ、その後に昇格して……と、キャリアプランを立てている人は多いはず。目標到達のための計画であるはずが、逆にチャンスを逃している原因になることもあります。

<不確定要素が多い中で必死に計画を立てて、その通りにいかずイライラするよりも、何もしないで、体力の消耗を抑えて、感覚を研ぎ澄まして、大きなチャンスが訪れたときにそれを逃さないようにしたほうがいい場合も多いのだ。(中略)心を無にして、フリーハンドで、アンテナだけを敏感にして、その時々のチャンスをつかまえていく。>

キャリアプランは道標にはなってくれますが、道はいつも1つではありません。前だけを見て計画通りに進もうとすると、チャンスが訪れても気付かなかったり、不測の事態に慌てふためくことになります。

そもそも人は、目標や計画を立てるとそれだけでどこか安心感を覚えるもの。未来に期待して鼓舞するという意味で有効かもしれませんが、それに縛られ過ぎて柔軟に対応できないのでは逆効果。

遠い未来よりも今目の前のことに集中し、ピンチを上手に乗り越えたり、幸運の女神が微笑んだら微笑み返せる余裕を持っておきましょう。

■“ダメもと精神”ルール

<イタリア人は、とにかくなんにでもダメもとで果敢にトライする。(中略)万が一冷たくあしらわれたり、不愉快な対応をされても、そんなことではひるまない。何も失ったわけではないからだ。だから立ち直りも早いし、またすぐに次の挑戦をしている。>

何事も、やらぬ後悔よりやる後悔。建前や礼儀を重んじる日本文化では、「相手に失礼になるのでは」と思いダメもとでトライするというのはなかなか勇気のいることですよね。

頼みごとをするのであればメールではなく直接顔合わせて、思い切って切望していた会社に面接を試みるならその会社のことをしっかり勉強しておくなど、敬意を払うことも忘れずに。

失敗を恐れず挑戦し続けてこそ、チャンスが訪れるのです。

以上、今回はイタリア流“チャンスをモノにする”方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

思い通りにいかないのがキャリアであり、人生です。筆者の好きな言葉は「乗り間違えた電車が、正しい所へ連れて行ってくれる」。どこにチャンスが転がっているのか分からない、だからこそ日々の努力が欠かせません。

神頼みではなく、チャンスを自らの手で掴み取れるように。イタリア流の心構えを参考にしてみては?